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#12. 2021年(今年)の「国内IT市場予測」の答え合わせをしてみよう

IDC Japanは12月14日、「2022年 国内IT市場 10大予測」を発表しました。

この調査は、来年の国内IT市場において鍵となる技術・市場トレンドなどをまとめたリスト。主要10項目には、あらゆるビジネス上の意思決定にデジタル技術の活用を考慮に入れる「デジタルファースト」をはじめ、「デジタルインフラストラクチャ」「データ共有の拡大」「エコシステムプラットフォーム」などが並んでいます。詳細はこちらをどうぞ。

ちなみに、同調査は毎年12月にIDC Japanが発表しているもの。せっかくなので、去年の同時期に発表された2021年の予測を振り返ってみましょう。

1. DXとFuture Enterprise
2021年の国内ICT市場は前年比1.1%増に留まるが、COVID-19を契機とした国内企業のDX支出は継続する。
2. AIによる自動化
コンタクトレスが組織横断的な業務プロセスの自動化を牽引しAIがサイロ化されたインテリジェンスをエンタープライズ全体に解き放つ。
3. 次世代インフラ
次世代インフラの台頭はベンダーやサービスプロバイダーの新たな競争環境を生み出す。
4. クラウドセントリックIT
DXを推進するデジタルレジリエンシーを強化するために、クラウドセントリックITが広がる。
5. セキュリティの進化
セキュリティの複雑化によって、統合されたエコシステムやプラットフォームフレームワークによるセキュリティソリューションの導入が加速する。
6. 5G
5Gタブレットの登場、ローカル5Gへの取り組みの加速、5Gエリアの拡大によって、新しい産業アプリケーションの可能性が広がる。
7. ソフトウェア開発革新
クラウドネイティブとローコード/ノーコードの進展が内製化を加速させ、ITサプライヤーにビジネスモデルの変革を迫る。
8. IT人材、IT組織
DXに向けた国内企業のIT人材やIT組織変革の流れは加速し、それに向けたITサプライヤーの支援サービスも強化される。
9. デジタルガバメント
国内のデジタルガバメントの進展によって、官民連携のデータ流通が加速しFuture of Industry Ecosystemsが形成される。
10. 非接触/非密集
ネクストノーマルに向けた非接触/非密集型ソリューションと、発生するリアルタイムデータ分析市場が成長する。

引き続き注目すべき項目もあれば、体感としてはまだピークに達していないものも。ご自身のビジネスと照らし合わせて、2021年を振り返ってみてはいかがでしょうか。

Reference:IDC Japan
Top Photo:Jeremy Goldberg on Unsplash

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