ちょうせい。

学生の時、泥酔した同級生の女の子が、

「人生重要なのはバランスやから、バランスさえうまくとれてれば、だいたい大丈夫やから、ほんまにバランスやから、もうそれしかないから」

と、酔い潰れながらも念仏のように唱えてた。

ちょっとじゃあひとまず、バランス良く飲んでもらえませんかねぇと介抱しながら思ったけど、10年以上経った今も覚えている言葉なので、

きっと私の中の、「これは覚えておいたほうがよさそうだ」の場所に分類されている言葉なんだと思う。

適当に介抱してごめんね、ゆかちゃん。

調子悪くなる時って、大体原因を探っていくと、頭と心と体的なそれぞれのバランスが、うまくとれていない時だなと気づく。

頭は動きすぎているのに、体はその熱量を発散できず持て余していたり、肉体的にへとへとなのに心がそれについていけていなかったり。

いれるもの と だすもの のバランスもきっと大事。

と、今現在風邪っぴきでバランス崩しかけ真っ只中な気がするので、金曜日に持って帰ってきて以来玄関に置きっぱなしの会社のPCと、ソファにつまれた服を視界にいれないようにしながら、

とっても個人的な「だす」活動。

少し前にお寿司屋さんで、たまたま隣に座った御年70歳のおじいさま。

とってもパワフルで、板前さんと一緒に時事ネタに辛辣な意見を述べたりしつつも、

半分くらいの年齢の私に丁寧に接して下さり、お寿司をおすそ分けしてくださった。(だいたい食べ物に弱い)

どんな流れだったか、その方の30代の頃のエピソードや、ご家族の話を聞き、

ひとしきり私へのアドバイス(結果が全てではあるけど、体や心を壊してまで頑張ってはいけない)を聞いていたら、

「あなた多分良いお嬢ちゃんだから、今度僕の先輩と飲む際よかったらいらっしゃいな」と名刺をくださった。

70歳の方の先輩って何歳?3人で何話すんだろう?もし行くなら経済やら歴史的な何か勉強していったほうがいいんだろうか、とか思いながらもほろ酔いで帰宅。

翌日、お寿司屋さんでのお礼と、都合が悪く参加できない旨を名刺のアドレスにメールしたら、その数日後返信が届いた。

メールの最後に

「一期一会。何かの縁。今後とも宜しくお願いいたします。」と。

ああこの方すごいなあ、と心が気持ち良くなった。

で、さっきそのことをふと思い出して、その方を検索してみたらなんだか本当に、すごそうな人だった。

もらった言葉も出会った人も、見過ごすこともできるし、自分で意味を与えることもできる。

でもきっと自分のコンディションが良くないと見誤ったりしちゃうから。

たまに気にして、調整して、軌道修正して、そしてそろそろ積もった服を片付けて、お布団干して、会社のPC開いて今日も大事な日曜日を過ごそうと思う。

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