どのみち100年後には誰もいない

日曜日に昼寝はするものじゃない。

私のように昼寝が昼寝の範疇超えてしまうような人は。

「ちょっと仮眠」のつもりが、気がづけば外は真っ暗。夕ご飯の時間もとっくに過ぎていて、絶望感と空腹感しかない。

どこかにいってしまった私の日曜日について思いを馳せていたら、なんとなく外を歩きたくなったので、部屋着のままお財布だけ持って外に出てみる。

あーカレー食べたいなぁと急に思いつき、一人で家の近くのカレー屋さんに入る。

少しわくわくしながら注文したカレーを待っていたら急に、自由すぎるのも時には淋しいんだなあと感じてしまう。

本当は シーフードカレーのことだけ考えていたかったのに。

なんだかこのままここでカレー食べたら泣いてしまう気がして、

店員さんに「すみません、さっきのカレー、テイクアウトにしてください」って急いで告げて、出来上がったカレーと共に家まで歩いている時、ふと思う。

どのみち100年後には私もあの人も、みんないないんだな、と。

淋しいような、清々しいような不思議な気分。

そんな10月3週目の日曜日をメモ。

カレー食べたら満足したので寝よ。

部屋が少しカレー臭いけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?