その後

綺麗な花を咲かせていた梅
よく見ると梅の実がなっています。

ショウタとハルカが出会った、公園の梅の木も、きっと今頃沢山の実をつけているんだろうなあ…

二人は今頃青春を楽しんでいるだろうか…

などと、お話の世界に思いを巡らせる…

この二人が、この先どうなっていくか・・・

最近度々考えます。

8年間会うことがなかった。
そして二度と会うことはないだろうと思っていた二人が、突然会ったら、どんな感じだろう。
どの程度覚えているんだろう…

私が小学校1年生の時、入学して仲良くなったかと思ったら、1学期の終わり頃には転校してしまった男の子がいました。

子供の頃は、結構いつまでも、名前を覚えていました。
今はすっかり忘れてしまいましたが…

娘は幼稚園の時だけ一緒だった子と、中学の修学旅行先で会って、お互い覚えていて驚いたと言っていたし、
小学校1年で転校したのに、その時の同級生から高校になってフォロー申請されたり

短い期間でも、何か印象に残ることがあったら、
意外と記憶って残っているものなんですね。

だからきっとショウタとハルカも、会えなかった時間は、すぐに埋められる…
といいな、、と思います。

私の人生が続いているように、
私が書いたお話も、どこか私の知らないところで、続いていっている気がします。

それをそっと覗いて見たいような
そんな気持ちです。

さて、実がついているのは、梅だけではありません。

ついこの前まで(の気がしてる)花が咲いていた桜の木にも、実がなりだした。

子供の頃、さくらんぼ、さくらんぼ、
と言っていた。
当然市場に出回るさくらんぼではない。

これ以上大きくはならないし、
真っ赤になってもまだ硬い。
そのうち黒っぽくなって、ぷにぷにになる。

そしたら食べられる。

え？食べるの?

子供の頃食べてました。

どんな味がするんだろうって…

もしかしたら、人間が食べるものではなかったかも知れない。

本当に真っ黒にならないと、甘くならないし、
小さいのにタネは大きくて、ほとんど身がない。

おいしかったから
とか
お腹が空いていたから
とか
そんなんで、食べたわけじゃない。

興味だけ。

すごくおいしかったかと言われれば…？？？

まだ熟れ方が足りないと渋かったけど、
完全に熟れて黒くなったのは、たしかに甘かった。
食べたくない、というほどではなく、
自分でとっても食べる、
という楽しみ、
つまり遊びの延長だった感じです。

皆さんは桜の実、食べたことありますか？

できることなら、桜の実ではなく、
さくらんぼが食べたい。

いつかさくらんぼ狩りに行って、たらふく食べてみたい。

季節は確実に進んでますね。

初夏になると

眩しい季節になります。

そんな眩しい青春のお話

書きたいな