「まあ、いっか」と思うようにしている

20代~30代、仕事において完璧主義寄りの考えを持っている自分が苦しかった。
「なぜそんなことするの？」「なんでできないの？」
周囲にそんなことを言う場面が少なくなかった。周りにイラつくと同時に自分にイラついていた。
言われた相手は反発したり委縮したり時には去っていった。そうでない人にも我慢させてしまっていただろう。
この状況が嫌で、自分自身が変わらないといけないと思っていた。

「まあ、いっか」と思うようにして最初の頃は、物事を諦めている感覚に陥り、そんな自分が嫌だなと思っていた。
「あきらめるな、戦え、細部までこだわれ」と思う自分がいた。
やがてそんな自分にさえ、「まあ、いっか（できなくても）」と思うようになった。できない自分や失敗している自分を許している感覚になった。

そんな状況が続くと、周りとも少しずつ良い関係になっていった。
理由はいくつかあるだろう。
・「まあ、いっか」と思うことで、怒ったり相手を詰めるような気持ちが薄らいだ。
・自分もできないことがあるのを認めることで、周囲に頼れるようになった。（苦手なことは周りに頼る！ｗ）
・余計なことを言わなくなった。

日々仕事をしていると20-30代で仕事ができて、頭の回転も速い人に時々遭遇する。仕事ができるオーラが出てる反面、言葉がきつかったり相手に委縮させてしまったりしているのも散見する。

そういう人に送りたい。
「まあ、いっか」でいいですよ。なんとでもなりますよ。