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2021年度学生マーケティング研究会⑧最優秀チームインタビュー

12月24日、2021年度学生マーケティング研究会で最優秀チームに選ばれた、専修大学・石川ゼミ・神田五人衆チーム(岩瀬晃一さん、杉本悠太朗さん、永井悠太郎さん、原颯太朗さん、宮岡健太さん)の皆さんに、CCCマーケティング社員向け動画ライブ配信チャンネルにゲスト参加していただきました。

神田五人衆の皆さんは、朝日新聞社様の課題テーマに対して「ピクシス~『4years.』を活用した大学ブランディング施策~」の企画を発表しました。動画ライブでは、発表内容のダイジェスト版を改めて説明していただいたり、研究会に参加した感想をお話いただいたりしました。またCCCマーケティング社員からのたくさんの質問にも、お答えいただきました。
神田五人衆の皆さん、クリスマス・イブにありがとうございました!

今回は、神田五人衆の皆さんへのインタビューを中心に、動画ライブの様子をレポートさせていただきます。

■データへの苦手意識を克服したいから、学生マーケティング研究会へチャレンジ!

CCCマーケティング広報担当・安藤(以下、CCCMK安藤):普段のゼミ活動はどんなことをしているのですか?

杉本さん:専修大学石川ゼミは1学年20人います。2年生から3年生の夏までは書籍を取り上げて各々発表したり、自分たちの興味のあること(商圏調査、SDGsについて等)を調べて発表したりしながら、マーケティング知識を深めています。3年生の秋からは色々なビジコン(ビジネスコンテストのこと)に参加しています。一人5~6つのビジコンに参加して、それまでの学びをアウトプットします。

CCCMK安藤:なぜ、学生マーケティング研究会に参加しようと思ったのですか?

宮岡さん:他のビジコンと違って、自分たちで考えた設計や質問でリサーチができ、その結果に基づいて提案ができるので、より実践的な企画提案を経験することができると思いました。またサポーター制度もあって社会人の方と密にコミュニケーションをとりながら企画を練ることができるので、参加してみたいと思いました。データや数字への苦手意識を持っているメンバーが多かったので、これを機に勉強してみよう、ということで参加を決めました。

CCCMK安藤:リサーチができることのどんな点が魅力的でしたか?

宮岡さん:ちゃんとしたプラットフォームでリサーチがとれることは良かったです。自分たちだけで実施するリサーチだと、身の回りの人や学生にしか質問できないけれど、自分たちの手の届かない範囲にまでリサーチができることは良かったです。

CCCMK安藤:どうして朝日新聞社さんのテーマを選んだのですか?

岩瀬さん:元々、スポーツが好きで高校野球やプロ野球をよく観ているんですけど、大学スポーツはあまり観る機会がないなあ、と思っていました。アメリカだと大学スポーツが注目されているのに何故だろうと以前から疑問でした。そんな中で朝日新聞社さんの大学スポーツ振興というテーマに惹かれて、このテーマを選びました。

CCCMK安藤:私も皆さんのプレゼンテーションを聞かせてもらいましたけど、大学スポーツが注目を集めにくいのは、構造的な課題や状況があるんですよね?そういうことをしっかりと調べて、提案を作りこんでいたのはとても面白くて、「なるほど!」と思いました。大学生の皆さんだからこその視点の提案だったなあと思いました!

■サポーター松高さんと一緒に、細部にまでこだわって企画をブラッシュアップできました
インタビューには神田五人衆のサポーターである松高さんも参加してくれました。

CCCMK安藤:松高さんは神田五人衆の皆さんと取り組んでいかがでしたか?

CCCMK松高:どのチームにもサポーターが付いているので、私のサポートレベルで優劣がついてしまうといけないなと思い、勉強しながら取り組んでいました。1聞かれたことには10返せるようにしようという意識でいました。私もまだ後輩育成をしたことがなく、自分の知識を年下の人に伝えるという経験が初めてですごく勉強になりました。4カ月の研究期間は私にとっても、とても楽しい期間でした。ありがとうございました。

CCCMK安藤:研究期間、松高さんとのやりとりはどんな感じだったのですか?

永井さん:ZOOMでのミーティングを何度かさせていただきましたし、調査の時には、割付の決め方、仮説に対する質問の仕方などをアドバイスいただきました。特に印象に残っているのは、発表直前にリハーサル動画を松高さんに送ったら、自分たちでは気づけない細かいことまでたくさんフィードバックをしてくれました。松高さんのアドバイスがあったからこそ、最終プレゼンテーションの優勝にもつながったと思っています。本当にありがたかったです。

CCCMK松高:直前ギリギリまで内容をブラッシュアップしてくれて、前日にリハーサル動画を送ってくれたものにアドバイスができたのは、私自身も嬉しかったです。

ここで、リーダーの宮岡さんから企画発表のダイジェスト版(本当は15分の発表を5分で)を説明していただきました。

神田五人衆の皆さんは、CCCマーケティング提供のTリサーチだけでなく、自分たちで独自に300sものアンケートを回収したり(オンラインではなく紙のアンケート用紙を作って実施!)、学校関係者や大学スポーツに関わる方々へインタビューを繰り返したりする中で、大学スポーツの課題を明確にしました。その上で、大学スポーツを「愛校心」を高めるきっかけと位置付け、大学・学生・朝日新聞社による大学ブランディング施策を提案しました。

■完全燃焼できたことが一番の収穫

CCCMK安藤:優勝が決まった瞬間、どんな気持ちでしたか?

原さん:ヘッドホンを投げ飛ばして、メンバーのところに抱きつきにいきました(笑)。高揚感と爆発的な嬉しさが相まって、涙が止まりませんでした。

CCCMK視聴者:大変だったけど、本当に頑張ったなというポイントはどこでしたか?

原さん:チーム全員で細部までこだわっていたので、月曜から日曜、朝から晩までずっと会議をしていました。学校の警備員さんに「そろそろ出て行ってもらえませんか」と言われることもありました(笑)。
企画案が全然出てこなくて、そんな中でリサーチの締め切りが迫ってきたり・・・としんどい時期もありました。ただ、他チームと比べるのではなく、自分たちの最高の発表をして結果がついてきたらいいなと思っていたので、完全燃焼できたことが良かったです。

岩瀬さん:データを集める、活用するということに苦手意識があったので、そこをしっかりやっていこうと意識していました。中間報告会の時に、朝日新聞社の方に「足で稼ぐ」こと、実際にインタビューすることの大切さを教えていただいて、実際に行動してみることができたのは良かったです。

CCCMK松高:朝日新聞社さんも「足で稼ぐ」ことを実践したことを褒めてくださっていましたね!熱意が本当にすごいなと思いました。

CCCMK視聴者:研究会を頑張れた源は何ですか?

宮岡さん:学生マーケティング研究会が最後の集大成。これまでのビジコンは悔しい想いをしたり、課題があったりしたけれど、最後の発表では悔いが残らないようにやろうと思っていたので、それを達成できた事が良かったです。これで燃え尽きるのではなく、今後につなげたいなと思います!

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この社員向けライブ配信を視聴したCCCマーケティングの仲間から、「学生の皆さん、すごく優秀だね」とか「とても楽しいインタビューだった!」という嬉しい感想をたくさんもらいました。

足で稼いだインタビューや調査、プレゼンテーションの細部にまでこだわりぬいた発表で「完全燃焼できた」と語る神田五人衆の充実感あふれた笑顔がとても印象的なインタビューでした。

<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会 
担当:財津/大山
gakuseimk@ccc.co.jp