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大きな人たちが、愛らしい瞬間

ラグビーの話。スクラムで成功すると、フォワードのみんなが頭を撫であう。特に1列目の人はみんなに撫でられる。バックスの選手も走ってきて頭を撫でたり、肩をたたいたり、抱き合ったりする。小柄な選手は、もはや肩を抱かれてる感じ。外国の選手は、さらにキスをする。肩を抱いて頭にキスをしているシーンを何度か見た。「よくやった!」ということなんだろうが、なんてかわいらしいんだろう!とキュンとなった。

それなのに、密な環境にNGを出されたコロナ時代、ラグビーにはつらい。スーパーラグビーAUの表彰式は、選手はテーブルの上の表彰グラスをひとりずつとっていくという方式だった。メダルを首にかける、握手する、というシーンはない。でもね、すでに試合ではスクラム組んで、抱き合って、撫であってるわけで、表彰式だけ接触を避けるのもちょっと違和感がありました。

大きな人たちの愛らしい姿が見られるのがラグビーだ、と勝手に思っているというお話。

※画像はころ輔さんによる写真ACからの写真



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