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【不妊治療のこと①】2回目凍結融解胚移植

34歳の夏から不妊治療のためクリニックに通っている。不妊治療については、家族と親しい友人にしか伝えられずにいて、なんとなく、表に出すと授かるのから遠ざかってしまう感覚的なものがあり、SNSにも書けずにいたけど、一度流産を経験して、自分の気持ちの整理のためにもnoteで少しずつこれまでの経緯について書いていこうと思う。

これまでのスケジュールをまとめると:
2023年7月 クリニック初診。検査など一通り行い、タイミング法や人工授精を飛ばして直接体外受精を行うことに。
2023年12月 採卵。旅行・出張の都合などで間を少し空けて採卵周期に。
結果:採卵数9個→凍結個数3個
赤3BB
青4CB
黄4BB
2024年2月 黄4BB凍結融解胚移植。妊娠確定、胎嚢確認までいったけど心拍確認できず8週目で稽留流産診断。

流産と告げられてから約2ヶ月。今日2回目の胚移植を行った。

赤3BBと青4CBの2個を同時に子宮内に戻した。グレードがあまり良くなく、私の年齢も35歳であることから、2個同時に戻しましょうと医師と相談して決めた。

移植前の診断では融解した胚の状態を説明してくれてやはり形があまり良くない、でも生存はしてるから今回はこれで頑張ろうと言ってくれた。「またダメだったらどうしよう」「また採卵からやり直すのかな」と考えがよぎって、その時点で既に泣きそうで待合室にいながら涙も少しこぼしたけど、後のことはその時考えればいい、今は目の前にある我が子を信じて頑張ろうと自分を鼓舞した。

移植手術はすぐに終わって、来院からお会計まで1時間以内で全てを終えた手際の良さ。一度流産を経験してるからか、先生もいつもより喋りが多かったり、優しく接してくれている気がして恐縮してしまった。

平日にも関わらず、夫が有給を取ってクリニック近くで待っていてくれたので帰りに一緒に食事をして帰った。1回目は「一人でも大丈夫」と思って基本ソロで活動することが多かったけど、流産をきっかけに不妊治療の終わりが見えない恐怖で家でも泣くことが増えて、以来診察の日は寄り添ってくれることが多い。付き添いでの受診は不可だが、それでも十分心強い。

青と赤と印をつけられた胚を戻したことから、「青子」と「赤子」と呼ぶようにした(まじっく快斗の影響。。。)

次は10日後に妊娠判定で受診予定。それまで、私は処方された薬やサプリをしっかり服薬して、自分にできることをやるのみ。


受診の帰りに食べたお蕎麦。大盛り。

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