見出し画像

山が楽しくなって「おかわり」しに行った日(榛名山・妙義山)

梅雨に入って書く習慣が消えることがないように、去年の秋頃、noteに書かなかった17個のツーリングの話を自分のペースで、ひとつずつ書いてみようかと思う。


2023年9月2日(土)。赤城山に行った2週後のこの日、榛名山・妙義山を目指して朝4時出発します。このころすでに出発時間がぶっ飛んでたみたいです。

前回のツーリングで出会ったパン屋さんがすごく良かったので、ルートの近くのパン屋を念入りに探して、この日は渋川の乃毘さんに。道に迷いながらも8時に到着。写真に残っていないけど、薄く焼かれたバジルのパンを購入したと思う。

伊香保の温泉街を抜ける。新鮮な景色。気持ちがいい。まだ、おぼつかない運転で榛名山を登る。

下のほうから爆発音混じりのエンジンの音が聞こえてくる。そいつがだんだんと近づいて来た。うまく追い越される自信はない。追いつかれる前に展望台に入れた。あぁ、助かった。

高根展望台には、休憩中の先輩2人。声をかけられバイクのことを話してきたり、聞かれたりしたが、こっちは何にも答えられない。

まあ、1年くらい経った今でも自分の乗るバイクの魅力を「カブみたいに乗りやすい400cc」としか話せないポンコツなんですけど。

榛名湖到着。ここまでのホラー映画風の展開に、なんとなく人との関わりを避けたくなり、榛名湖を半周回って北側の誰もいない湖畔の道で朝買ったパンを食べる。

朝食後、榛名山の北側の道を走って、細いほうのまっすぐの道で写真撮影。

南側のメロディーライン(有名なほう)は2回通ったはずなのに、写真が残ってないから、よほどビビってたんでしょう。

榛名湖に戻って北側から降りて、榛名山の麓をまわり、道の駅くらぶちに寄って美味しそうなナスを買う。このあたりで、標識に北軽井沢の文字を見つけて、ずいぶん遠くまで来たなあって思った。

さらに道の駅みょうぎに寄って、ここでもさらにナスを買い、下仁田方面へ向かう。県立妙義公園の看板が見えたので、ちょっと休憩。

駐車場であらためてみてもすごい岩山。麓に見える真っ赤な鳥居と金色の大黒様が見えるほうに向かって歩きます。

甲子大國神社は、コンパクトですが見どころが多い。「ん」の狛犬も「あ」の狛犬もなんだか陽気。土産物店もある。

その先に中之嶽神社(どこまでがどっちの神社かはわからない)の鳥居と急な階段。見るからに大変そうですが登ってみます。

上から見たらこんな感じ。踏み面が狭くて、手すりを使わないと降りられないくらい。高い所が苦手な私は、その先の見晴し台までは行けなかった。

帰りにさらに、道の駅しもにた、道の駅ららん藤岡に立ち寄り、なんだか道の駅ばっかりの1日でしたが、その場で見かけた神社に寄れたのは収穫。少し旅の感覚が戻ってきた。

道の駅ららん藤岡を出たのは午後の2時。盛りだくさんの1日でしたが、帰りの本庄・熊谷あたりが思ったより混んでいて、家の近くはしっかり渋滞。

道のすいている早めのうちに動きだすけど、余力を残して早めに帰れるルート(300~330kmくらい)を計画することが大事だと痛感した一日の晩御飯は、なすざんまい。


今、同じコースを走ったら感じるものが全然違うのでしょう。背伸びして、一生懸命だったことを思い出しました。369km、11h56m。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?