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17時間目 この時間は卒業検定のリハーサルと思って②

この時間の教官は前の時間と同じ教官が担当してくれました。きっとさっきの時間の教官が、この出来損ないのために他の先生と話をしてくれて連続で担当してくれたんだろうと思う。残る課題は急制動の感覚を取り戻すこと。最後の最後でキツい思いをしている中で、お心遣い本当にありがとうございます。

この時間の教習

  1. 第二段階みきわめ

  2. 残った課題を解決する

この時間の課題

教官がちゃんと仕上げてくれたので、何はともあれ明日の検定は自信を持って頑張ろう

第二段階みきわめ

最初に教官から、この時間1番大切なことケガのないことだと教わる。でも私の頭は急制動のことでいっぱいでした。

ウォーミングアップは簡単に済ませて、私が前を走り2つのコースを1回ずつ走ります。スランプ中の急制動を除いて受けた指摘は、指示器の消し忘れくらい。ただ、前の時間から悩みの急制動は、相変わらず加速、速度維持、ブレーキともにうまく噛み合わずです。

焦る私は、2周目の急制動の止まる直前でハンドルを少しだけ右に切ってしまいバランスを崩しながら停車。踏ん張った時に左手を捻っちゃいました。
バイクから放り出されたり、右手を捻ったりでなくてよかった。手首をひねる動作で力がはいらないですが、運転に大きな支障はなさそう。
あれだけ言われたのにこの程度では言えない。まあまあ痛いが、ここは隠し通そう。

残った課題を解決する

検定コースを2周回って、残る課題は急制動。外周コースを使って、アクセルの遊び確認、2速で加速、3速で速度維持、アクセル戻す、ブレーキ準備、ブレーキかけるを繰り返します。
5回くらいやったらなんとなく雰囲気つかめてきました。先生すごい。
最後に実際のコースでタイミングを合わせたらまだ怖くてブレーキが強目になってしまいますが、ちゃんと停止できました。
ただ、最後に降車してスタンド立てるときは左手が言うことを聞かず、結構キツかった。

最後にアドバイスいただいたアドバイスは、もう少しブレーキは弱めでも十分止まれますよ。でした。結果、みきわめ良好。卒業検定の予約までの手続の説明を受けて、明日頑張ってください。と言ってもらえました。

思い返せばあっという間ですが、自分ができないことを指導されるなんてこと、悩みに寄り添っていろんなアドバイスをもらえること、出来るようになったことに対して褒めてもらえること、最後にちょっとだけ無理したことは、この歳になるとこのどれもが本当に新鮮でとても良い体験でした。

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。本当に勇気づけられました。
もう少しだけ続けさせてください。


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