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物を処分するのはどうしてこうも億劫なのか

 1年ほど前にスピーカーを買い替えたことで、いくつか整理しなければいけないものが発生した。
 粗大ゴミに出すべき棚とか、中古屋に売っぱらうべき旧スピーカーとか、ついででまとめた不要な本とか。
 要するに、ゴミの日には捨てられない大物ゴミ。

 ポイッとごみ捨ての日に出せるものだったらもう捨てていたと思うけど、これらは何かしら申し込んで処分する必要がある。
 その一匙の面倒にぼんやりと敗北し続けた結果、部屋の片隅に1年間置きっぱなしにしてしまった。

 今どき手続きもそこそこ親切だし、インターネットでポチポチっとやればあとはほとんどやってもらえるというの理解しつつ。
 そしてもちろん、ぼんやりと置物にしておくにはかなり邪魔だという実感もある。

 それでもなお……面倒くさいんです…………

 物を増やす時はあんなに心躍るというのに……人間とはかくも不合理な生き物である。

 と、こうやって言葉にしておくと作業意識やタスク感が明確になって行動に移せるみたいなところもある。
 ので、この記事を書いたことによって今週末くらいには動き始められるんじゃないかなぁ……そうだといいなぁ……(市の粗大ごみ回収申し込みページを開いたタブから目を逸らしつつ)

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