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無事に生まれてきました。

今から27年前の1994年の夏に、私は生まれた。
当時24歳の父と23歳の母の間に、所謂[できちゃった]的なやつで誕生。
こうやって、無事にこの世に生まれてきたわけだけれど、私が生まれてくるまでに色々な事があった、と父母は揃って振り返る。

20代とはいえまだ前半なわけでして、社会に出て間もなく経済力はないわ、まだまだ遊びたいお年頃だろうし…なこともあり、周りの大人達からは大反対されたそうな…。
当時、父はトラックの運ちゃん(こなせば高給取り、楽すれば低賃金)、母は看護学校卒業間近の学生。(学校に通いながら、卒業後就職する予定の病院で住み込みで働いていたから、多少はお給料はあったらしいが。)
…反対されるよそりゃそうだわ。暮らしていけんのって話。笑笑

そんな中唯一反対しなかったのが、父のお祖父さんだったそうだ。
私にとっては曾祖父さんにあたる人。
「産まれてくる命を粗末にするな、命に罪はない。
そんなに簡単に中絶しろなんて、みんな命をなんだと思ってるんだ。」
そう言って反対する他の大人達を怒ってくれたそうだ。
そして母に「産んだ方がいい」と優しく言ってくれていたそうだ。

こんなに色んな大人に反対されるのなら、父とは一緒にならずに、実家に帰ってシングルマザーで育てようか、とまで考えていたけれど、それを阻止してくれたのも曾祖父さんだったそうだ。
ありがとう曾祖父さん。本当に大好き、また会えるならいっぱい聞いて欲しいことがあるよ。
曾祖父さんと私のエピソードもあるが、少し話が逸れるのでまたの機会に投稿しようかと思う。

当時の、このできちゃった~から反対されるみたいな流れを父母はよく「みんな熱弁するし、代わる代わる親から親戚から、色々出てきて反対してきて何だか劇みたいだった、劇団かよ、って思った~笑」と笑うのだ。
当時は相当悩んだんだろうけれど、笑える過去になってよかったね。笑


そんな両親も今となっては50代。2分の1、100歳ですね笑
子どもの頃は、周りのお友達のお父さんお母さんよりもちょっぴり若くて、そんな所がちょっぴり自慢だったんだけれども、2人共、おじさんおばさんになってしまったなぁ。と思う今日この頃です。


#備忘録  #ブログ #アラサー女子 #両親


2021.07.17

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