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sumika

皆様、こんばんは。
まどろむくまお。です。

記念すべき第一回目は、くまおの生活の一部と言っても過言ではないバンド、sumikaの登場です。

sumika

神奈川県川崎市出身。

2013年5月にsumika&sumika[camp session]を結成。

sumikaは通常のバンド形態、sumika[camp session]はアコースティックバンド形態。

ライブは毎回ゲストを入れて行われ、音楽家以外にも 映像作家、写真家、絵描き、建築家、陶芸家、彫刻家、詩人… など様々な芸術家と共に作品を制作する。

sumikaというバンド名は“住処”をローマ字表記にしたもので、高校の時に美術学科を選考していたこともあり、建築や間取り図が好きな片岡によって“自分の家のような好きなものに囲まれた空間、落ち着く空間を音楽で共有できるように”という思いを込めて命名されました。

初めは、片岡健太(Vo.Gt)、黒田隼之介(Gt.Cho)、荒井智之(Dr)の3人でsumikaとして活動。

そんな3ピース時代に発売されたのが『新世界オリハルコン』です。sumikaとして初めて作られたアルバムはバリエーション豊かでありながらもバンドサウンドも歌詞もエネルギッシュな印象を受ける曲が揃っています。

sumikaとして新しい世界に進むための絶対に折れない剣(オリハルコン)という意味を含むこのアルバムからはじまりました。

sumikaとして初めて作られた楽曲『雨天決行』はいまでも歌い続けられる名曲です。

そして、2015年にサポートとして参加していた小川貴之(Key.Cho)が正式加入。

キーボードが加わったことでバンドが持つ表情がひとつ増え、整った環境のもと3枚目のミニアルバム『Vital Apartment.』が完成。あらゆるクリエイティブな人たちと関わりながら作品作りをしてきたsumikaの活動が集約された、ロックでもありポップでもあるジャンルの壁を越えたこのアルバムを発表し、順調に進んでいくはずだったのですが、リリース直後にボーカル片岡が身体を壊してしまうという予期せぬ出来事が起き、残るメンバー3人での活動を余儀なくされます。闘病生活については片岡さんが綴るNikkiをみてください。

そして、闘病生活を乗り越え復活を遂げたsumika第2章が世に出した音源がsumikaを有名にさせたと言っても過言ではない「Lovers」です。

休止している時に感じた思いや葛藤から生まれた曲で、貰った愛情の“お返し”が曲いっぱいに詰め込まれています。曲の構成もピアノロックに生まれ変わり、ポップでキュートなsumikaサウンドが確立された曲です。

とまあ、硬っ苦しい説明はこれくらいにして。

ハチャメチャに良いので是非とも聴いて欲しい。(急に雑)

sumikaのいろんな曲を聴き始めるとわかるんですが、片岡さんの作詞能力がすごいってことと、音へのはめ方も絶妙に気持ちいいし、良い意味で頭の中の容量がおかしい。

そして、sumikaの歌を聴いて好きになってきたら是非とも足を動かしてライブに行ってみて欲しい。後悔はさせません。

バンド名の通り、自分の家のように安らぐ場所です。ボロボロになって傷だらけで帰ってきても、ドアをいつでも開けて待っててくれて、「おかえり」と優しく包み込んで、抱きしめてくれます。そして、あなたが元気に一歩踏み出せる時は、笑顔で「いってらっしゃい」と背中を押してくれる。そんなバンドです。

sumikaの音楽は一人一人に密接に寄り添ってくれる。対大勢ではなく「あなた」へ届ける。どんなに会場の規模が大きくなってもこのスタンスは絶対に揺らぐことがない。

あなたの目を見て伝えたい言葉を届けてくれます。

sumikaを語るには時間が足りないけど人生を救ってくれたsumikaの音楽と健太くんの言葉は生涯忘れることはないし、片岡健太のような人間になりたいと常日頃思ってます。色んな縁があるsumikaには会って直接お礼が言いたいし、色んなお話を伺いたい次第です。

sumikaのツアーや新譜が決まる度に、良かったねと親のような気持ちになるのはきっと、彼等が苦しんだ、片岡さんがsumikaをやめると決断する手前まで苦しんだあの時期を知っているからで。そこからふっかつののろしをあげ、sumika第2章が開幕したあの瞬間を現場で目撃したからなんだと思う。

あの時期を越えていまもこうやって歌い続けてくれて本当に嬉しいし、感謝の気持ちでいっぱいになる。みんなが聴いてくれるからツアーも決まるし、新譜も出せる。聴いてくれるあなたにもsumikaのスタッフチームにもsumikaメンバーにもありがとうと伝えたい。音楽を続けてくれて、それを受け入れてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。

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