ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』の気づき紹介・まとめ

 こんばんは。霧海さと(きりゅ)です。『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』通称『チェリまほ』のドラマについて書いていきますが、この記事はドラマ最終回までのネタバレや展開予想が含まれています。ネタバレに抵抗のある方は読むのを止めてください。なお、原作のネタバレはありません。
 これまでの感想はマガジンにまとめています。ドラマの紹介は第8話の感想の前置き、原作の紹介は第9話の感想の前置きに載せていますので、ご存じない方はそちらもどうぞ。

 チェリまほドラマ第11話を見た感想を先に書いてからSSを書いて、この話を書こうと思っていたのですが、まだ頭の中の整理ができていないので、こちらの紹介をしておこうかと思います。

 Twitterでチェリまほに関する話題を見ていると、シナリオや構成、演出、演技、小道具などの細かいところまで魅力あふれる作品であることがわかります。その中で、なるほどと思ったものを一つ紹介させていただきます。(シナリオや脚本についての専門用語に不得手なため、より適したタイトルがありましたら教えていただけると助かります……!)

対となる構成

 チェリまほのドラマの各話が関連づいていることを見つけられた方がいらしたので紹介させていただきます。
(ツイート主様に許可をいただいて掲載しています)
(長いです)

 まとめると以下のような対比構造が見られることがわかります。

1-12話 冒頭のシーン → 12話予告ラストのシーンへ
2-11話 秘密を抱えて黒沢家へ(黒沢:安達への恋、安達:魔法)
3-10話 2人での食事、介抱のためのペットボトル
4- 9話 俺のこと、少しでも好きになってくれるように
   →俺、こいつの事 めっちゃ好きかも
   安達の劣等感を黒沢の気持ちが解消していく
5- 8話 お互いへの嫉妬(元カノ?→玄関先の柘植と安達)
6- 7話 黒沢からの告白、安達からの告白
    安達が黒沢のこと好きかもという気づき
   →黒沢が安達に惹かれたきっかけ
    諦めようとする黒沢と、諦めたくない安達

 このツイート(私が最初に見つけたのはayuさんのツイートなのですが)を見た時には感動しました。こんな構造になっていたのかと……。チェリまほ、本当に奥が深いと思います。そしてこれを発見できる着眼点をお持ちの方、情報共有力をお持ちの方、本当にすごい人が集まっているのだなと思いました。

その他の気づき紹介

 その他にもいろいろな気付きがあり見かけたものを紹介させていただきます。(すみません。ちょっと情報元がわからないので、紹介だけさせていただきます。情報元がわかる方、いらっしゃいましたら教えていただけると助かります)

・黒沢の話す言葉が、徐々に安達の話し言葉に近づいている
 第9話で黒沢から「余計なお世話かもだけど」という発言がありましたが、安達の第7話での「遅くなってごめんだけど」という発言に似ていることから、黒沢の話し言葉が、安達と付き合うことで安達に徐々に近づいていることがわかります。
(気の所為かもしれませんが、ら抜き言葉も安達の話し言葉なんでしょうか?最初は第2話では黒沢は、ら抜き言葉で話さないのですが、付き合い始めてからは、2人で話している時は、ずっとら抜き言葉です)

・安達の笑顔が増えている
 第1話と比較すると、安達の笑顔の回数が増えていることがわかります。唇を横に引いて、ニコっと笑う微笑み。黒沢の笑みが移ったのではないかという気づきを見つけました。

 他にもいろいろ気づきがあったような気がしますがアラフォーなこともあり……また見つけたら更新したいと思います!

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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