一日一つ機械の小ネタ 二粒目「CAD」
機械の小ネタ二粒目です。
今日は「CAD」について。ヘッダーはSolidWorksから拝借してます。
CADは”computer-aided design”のことで、直訳すると「コンピュータによる支援を受ける設計」です。要はパソコンで図面を引くことです。現在では機械、電気電子、建築、土木など図面を必要とするすべての分野で利用されています。
CADは2Dと3Dに大別されますが、近年では3DCADが主流になっている所も多くなりつつあります。
日本で2DCADといえば、AutoCADかJw-cadでしょう。
3DCADは種類が多く、ダッソーシステムのCATIA、SolidWorksやシーメンスのSolidEdge、AutodeskのInventor、Fusion360が有名どころだと思います。
私も実際に触ったことがあるのはSolidWorksとInventor、Fusion360だけなので、機会があればぜひ触ってみたいところですが、Fusion360以外は商用ライセンスの値段が非常に高いのでたぶん無理....
3DCADはその用途によってローエンド、ミドルレンジ、ハイエンドと分類されていますが、めちゃくちゃ大雑把に言うとCAD上で組み合わせる部品数が多いほど(=製品に関わる人が多いともいえる)ハイエンドとされます。例えばダッソーシステムのCATIAは自動車メーカーでよく使われています。そもそもダッソーが航空機メーカーであることを考えればさもありなんって感じです。
主観と偏見に満ちた今日の一言:
「SolidWorksは神、Fusion360は仏」
二粒目は「CAD」についてでした。
非常にざっくりとしたnoteではありますが、機械や製造の分野に興味をもっていただければ幸いです。