甦るちら裏2020 19.5月分前半

・5/2 第31節 8位 Hamburger Sport-Verein(A)

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未だ22失点のうちに次ぐリーグ2位失点な堅守チーム。前回4-2-4から5バックアプローチで失敗から4-2-4に戻すドタバタ勝利。今回も4-2-4。
と思ったが、試合前散歩してるときに閃いて変則3-4-3やることにする。

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1トップ脇両サイドCBでパスコース作ってサイド展開から4バック前バイタル付近中間スペースへのアプローチ目指してみる。

序盤にBarisicの裏で受けるDlpの19. Youssef Aït Bennasserへのプレス関係でIgo、Barisicの位置交換。Igoが19. Youssef Aït Bennasserにいくらかプレスかけるようにはなったものの相手保持をイマイチ崩せず0-0折り返し。

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サイド展開は意図に沿うがやっぱ最後の収束が足りないなぁと。やや広い幅取からWideに広げて中央狙う指示を入れることにする。
一番の問題はなにより守備面特に左SBに制限かからなさ過ぎてがっつり保持されてしまう感じ。結局前回5バック時の失敗そのままな内容になりつつあるので、BurnsをCWbにしてより前めにアプローチしてSBに制限かけたいところ。

しかし、後半も変わらない内容。なので56分にBurns下げて7. Carsten Weißmann-Nonnweilerを右SHに置いて明確に前にしてSBにアプローチ、相手左SHは右CBの40. Dirk Engelsingに見てもらう。

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というか、そもそも守備時5バック化で後ろに人数かかり過ぎてSBが空くんだから人数合わせ配置にはよ気づけオレ。
という部分から攻守一気に活性化。63分に自陣左でBroddeがボール奪取、そのままパス中心で相手陣持ち込みMertesackerから右Weißmann-Nonnweilerへサイドチェンジ、ファーゾーンからニアへドリブル侵入からパスをIgoが決めてようやく先制。
68分にBellinghamがこかされてPK獲得もBarisic止められるも、70分にKadirの右サイドFKをGA左Engelsingが頭で合わせたところDiego Guerreiroがさらに方向変えて追加点。80分にBrodde負傷退場、90+3分にBennasser1発退場で今日も退場者出たりなどありつつ2-0勝利で優勝決定。

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サイドよりダイレクトになった感じ、その上で中間スペースでのアプローチも増えてるし相当活性化した感じ。守備面は完全に潰しきれずだったが、右踏み込み減少して19. Youssef Aït Bennasser~23. Roberto Abreuの受ける位置が前半より後ろになって中央押し下げに成功してる印象。今回は3バックアプローチうまくいったかしら。

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前半支配気味だった部分阻害できずで後半も19. Youssef Aït Bennasserがっつり潰しにいかなかったので89本パス回されてたり、バックスのパス本数の多さ見てもだいぶ後ろに逃げられてたなーと。
こちらは中盤に積極的なパス起点役作らなかったこともあってパス本数だいぶ少ない。それでも後半からキーパスも結構飛ばせるくらいには改善できたのはいい感じ。Igoもようやく活躍できたがBarisicは厳しいなぁ。

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Broddeは2-4週の離脱。


・5/5 UEFA Champions League Quarterfinal 2nd Leg,Sport Lisboa e Benfica(H)

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前回4-1-4-1だったが今回は4-1-2-3予想でリーグ戦でもそういうアプローチ。左側過重そうな辺りと前節3-4-3なかなか調子良さげなのでそのまま運用を試してみることに。何事かあればすぐ4-2-4なりに戻せるようなメンツ選考で保険は掛けておく。
GKは31. Hérick。冷静さと高さは不安もその他スペックは主力GKでもいいくらいだしナメプではない。

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あとMertesacker起用予定だったが試合前軽傷で完全回復せずベンチからスタート。

開始35秒、キックオフから右、左と展開してMirandaがファーゾーンからポストまで一気にドリブルで持ち込んでファークロスをJesusが合わせて素晴らしい立ち上がり。
しかし中盤さくっとかわされて保持される内容、起点化しかけてるDlpの15. Ruben Loftus-Cheekに対してBellinghamをRpm→Mezで前めのプレスでけん制。これで流れつかみ始めて23分、相手GK素早いリスタートを6. Ibrahima Konatéが高い位置でカット、右ニアゾーンJesusに一気に展開から一旦ファーゾーンへ運んで空いたニアゾーンスペースにMichelが飛び込んでニアポスト寄りWernerに渡して決めて追加点。さらに42分に15. Ruben Loftus-Cheek一発退場と優位作って前半2-0で終了。

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最高の序盤からかなり保持されて暗雲立ち込めそうなところ役割変化一気に流れ取り戻すことに成功、後はかなり支配的な内容に。Loftus-Cheek退場からの3分ほどでも強烈にポゼッションしたり。
いう事なしの内容と人数差の優位を考えてよりピッチ広く使って完全に支配していきたい後半。

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という目的しっかり果たす容でVeronの得点、Wernerハットトリック達成で終わってみれば5-0(6-0)完勝でFinal進出。

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久しぶりに気持ちよく勝てた記念ヒートマップ図。さほど見るとこないんだけど、ピッチ最大に広げたのはさすがに広げ過ぎた気はする。相手4-1-2-1-1な中央ガチガチな配置もあってなかなか突き崩せなかったもののしっかり崩して得点とれたのは素晴らしい。

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支配的だったが思いのほかパス本数多くない。いい意味で淡白に攻めきれた感じかね。キーパスはしっかり出てるし。あと優勝決めて士気が最高潮なのも大きかっただろうなー。Wernerも不調から一気に抜け出す大活躍に満足満足。

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FinalはPSGを1-2(5-2)で下したManCity。

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・5/9 第32節 15位 Sportverein Werder Bremen von 1899(A)

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前回5バックでそれなりに押し込んでの勝利だったが、今回はアウェイで
4-2-3-1相手に3-4-3の試行を主眼に。シンプルに右サイド、クロス中心の失点傾向とも相性は良さげということもあり。
懸案は、今回はBremen左サイドのがSB前に出てる様子から攻撃的な雰囲気感じるところ変則的な自軍右サイドの手当がどうなるか。その辺も含めての実験アプローチみたいな感じ。

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19分にカウンター自陣からKadirが左サイド巧みなドリブルで一気にエンドライン付近まで持ち込んでのクロスははじき返されるがバイタル左でBlazevicが拾ってのワンタッチパス左PAのWernerが決めて先制。
25分あたりからこれまで早い展開とオープン化を嫌ってメンタリティ:ポジティブに落しスペースへのパスを切って保持狙いも、この辺から右サイド猛攻しかけられて炎上気味な展開。
それでも39分センターライン付近左サイドレーンで受けたMirandaが中間スペースに斜めドリブルで相手中に引きつけたところ横のバイタル前外レーン寄りKadirがパス受けてニア侵入、再びマイナス方向Mirandaに戻してからのミドルが決まって追加点の2-0折り返し。

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攻撃面はいくらかテンポ早く感じるが支配的でしっかり点も取れてよい感じ。
問題は守備。序盤から傾向あったが、元々Bremen左Wgの6. Didier Marianneがサイドしっかり張ってる分対応役右Bpdの26. Blair Wrightの対応遅れるなりサイド引き付けられて空くスペースなり中頃から一気に顕在化して突かれてしまった感じ。
加えて3バックと攻撃寄りな中盤との間で相手AMfの15. Jean Diabatéと左Mezの21. Uwe Zischlerと絡んでいくらか自由に動かれてる感じもある。
その手当として今コンセプトをそのまま4バックとして落とし込む形な4-1-2-3的配置へ。相手左SBが手に負えなくなったらまた対応入れる感じ。

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後半もシュートいくらか打たれてきわどい場面あったもののそのまま2-0勝利。

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終盤にかなりきわどい場面はあったものの、その他守備面は気にかかるところなく結局左SB起点に炎上することはなく対応入れずで終わった。
攻撃面は左中間スペース踏み固めて起点化しつつ右もしっかり突破からのアプローチなどあって良かったが結果にはつながらず。この辺残念だったところ。

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個人データ見るにやはり持ち込まれてチャンスやシュート許し過ぎてる印象。6. Didier Marianneのドリブル、クロスなど。そのほかでさほどだった部分で助かったところもあるかもしんない。
こちらはやはりシュートそれなりに打てたものの結果に至らなかった部分か。7. Carsten Weißmann-Nonnweilerのタックル精度など見てもだいぶ右は負担重かった感じはせんでもない。

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気づけば後半序盤から4月のR・Madridアウェイ戦以来無失点で公式戦8試合連続無失点チーム記録に。リーグアウェイ戦失点悩みの種だったものだが優勝も出来たしうれしい限りですわい。

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