Fusion360入門

長岡造形大学 視覚デザイン学科の授業「視覚コンピュータI」でFusion360の導入授業を行いました。モデリングの初歩からレンダリング、3Dプリンタ用のデータ作成まで動画で説明しました。評判も良いようなのでこちらでも公開します。似たような導入教材は沢山あるとは思いますが、裾野を広げるためにちょっと投稿しました。

1. 教育ライセンスのインストール

教育機関の関係者(学生、教員)であれば無料のライセンスを利用することが出来ます。AutoDeskのサイトから登録が必要になります。学生証や成績証明書を提出する必要があります。ただし、日本語の学生証では申請が蹴られることが有るようです。チャットで問い合わせると「こっちに問い合わせして」と言われて、そっちに「なんとかして!日本語ダメ?」とメールしたら登録されました(私の場合)。

2. 画面の説明、スケッチ、押し出し

Fusion360の立体の作り方の基本はスケッチ(2Dの平面)に図形を作成し、それを押し出します。まずはスケッチを作成する平面を選び図形を作成します。

3. 画面の操作と押し出し

押し出しの作業を行います。キーボードショートカット(E)を使うと素早く作業できます。色々な角度から見て立体の空間を把握する方法を身につけましょう。

4. ブラウザの説明

作成した図形は左側のブラウザに表示されます。ここでスケッチや図形を非表示にしたりできます。また名前をつけて管理すると良いでしょう。

5. 画面の表示設定

画面の表示設定を行う方法を紹介しています。立体をワイヤーフレームだけで表示したり、見えない線も表示するとか出来ます。自分の好み、作業のやり易さで表示方法を選んでください。

6. 面取りとフィレット

立体の面取り(角を平にする)、フィレット(角を丸くする)方法を紹介しています。

7. 履歴とフィーチャ編集

作業のやり直し、作業の履歴について紹介しています。

8. 履歴とスケッチの編集

スケッチを編集して立体の形状を変更する方法を紹介しています。

9. 立体物の平面の押し出し

立体の平面を選択して押し出しや切り取りを行う方法を紹介しています。

10. 立体の面にスケッチ作成、結合と切り取り

立体の面を選択してスケッチを作る方法、立体同士の結合や切り取りの方法を紹介しています。

11. ファイルの保存

ファイルの保存方法を説明しています。ファイルはAutoDeskのクラウドに保存されます。最初にプロジェクトを作成し、そのプロジェクト内にファイルを保存します。

12. スケッチの操作 接線とトリミング

スケッチの作図方法の紹介です。接線を作る方法、線を切る(トリミング)について紹介しています。

13. スケッチの固定

スケッチで動いて欲しくない要素がある場合です。選択してメニューから固定を選びます。

14. 立体の結合

結合メニューの使い方を説明しています。複数の図形を組み合わせて複雑な図形を作ることが出来ます。

15. 立体の除去

立体を消したい場合、「除去」と「削除」があります。それについて説明しています。

16. オフセット平面にスケッチを作る

任意の位置(距離)のところにオフセット平面を作りスケッチを作る方法を紹介しています。

17. ロフト

2つの高さに作られた平面をつないで立体を作る方法(ロフト)を説明しています。底面が四角で上面が丸とか異なる形状をスムーズに接続した立体を作れます。

18. スイープ

断面とレールを指定して細長い形状を作ることが出来ます。

19. 回転

断面と軸を指定して回転体を作ります。

20. コップの作成

新規デザインの作り方の紹介。ロフトを使ってコップを作る方法を紹介しています。

21. コップの作成2 回転

回転を使ってコップを作る方法を紹介しています。

22. コップ2つ置いたシーンの作成

複数の図形を1つの書類に入れる方法、インポートについて説明しています。

23. リンクの説明

ブラウザに表示されるコンポーネントについて紹介。リンク機能について説明しています。

24. お盆の作成、断面表示、移動

お盆を回転で作成しています。位置調整のために断面表示を使っています。

25. 外観の変更

外観を使い表示される色や材質を変更する方法を紹介しています。

26. レンダリング

レンダリングモードの説明をしています。

27. レンダリング終了とシーン設定

レンダリングのシーンの設定について説明しています。

28. クラウドクレジット

レンダリングに使用されるクラウドクレジットについて説明しています。

29 . デカール

表面にシールのように用意した画像を貼る方法(デカール)について説明しています。

30. stlデータの書き出し

3Dプリンタで出力するためのstlデータの作成方法について説明しています。

31. スライサー

3Dプリンタ用のデータを作成するスライサーの使い方について(簡単に)紹介しています。3Dプリンタの種類によって各種のスライサーがありますが、基本的な使い方は同じです。


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