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みんけんの食事典

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みんなの健康と美の研究所@株式会社ロカロジに所属する栄養士・管理栄養士が、食材や調味料、栄養素など、食についてお伝えしています。
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#食育

トマト

抗酸化作用の高い栄養素がたっぷり 夏野菜の代表格であるトマトは、生で食べると体にたまった熱を冷まして暑さを取り除き、体に潤いを与えてのどの渇きを癒します。 ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養たっぷり。赤い色のリコピンという成分やビタミンCやEなどの有害な活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用のある栄養素を多く含まれています。 【食材DATA】 旬:6〜9月 選び方:ヘタや切り口がみずみずしい緑色のもの。     しっかりとした

ビタミンA

目のビタミン、ビタミンAは眼精疲労や視力の回復に。 強い抗酸化でアンチエイジング、発がん予防にも。 ビタミンAには、動物性食品由来の「レチノール」と植物性食品由来の「カロテン類」があります。カロテン類はαカロテンとβカロテンとがあり体内でビタミンAに変わります。ビタミンAとは体でビタミンAに変わる成分を含めビタミンAとして働く成分の総称です。 働きについて目の健康を保つ 目の網膜にある「ロドプシン」の生成にはビタミンAが必要です。ロドプシンを活性化させることで眼精疲労や

みりん

本みりんとはみりんの原料は、蒸したもち米・米麹・焼酎または醸造アルコールです。製法は上記原料を40日から60日間かけて糖化熟成して作ります。米麹に含まれる酵素がもち米の澱粉やたんぱく質を分解して糖類、アミノ酸などを生成され本みりん特有の風味が形成されます。 中には、1年から10年、20年かけて熟成するものもあります。 アルコール度数が約14%あるので酒類に分類されます。 本みりんとみりん風調味料、みりんタイプ調味料の違い ・みりんは米と米麹と焼酎を長期間熟成して作る。