ジャルジャルが好きといえばセンスあると思ってた中学時代
僕が中学生の頃レッドカーペットとレッドシアターの全盛期だった。
2つ上の姉ははんにゃの写真集を買っていた。
姉が結婚をして家を出た今、その写真集は2階のロフトに静かに眠っている。
レッドシアターが流行っていたときはんにゃとフルーツポンチが1番人気だった中、僕はジャルジャルとしずるのほうが好きと言っていた。
もちろんほんとに好きなのだけれどその中にはそう言ったほうがセンスがあるようにみえてかっこいいというイキリも多分に含まれていた。
キングオブコント2009でジャルジャル、しずる、ロッチが決勝に行った時はほんとに嬉しかったし、しりとりのネタに低評価を下した準決敗退組をみて将来有望なジャルジャルがこわいから評価下げたんだと本気で思っていたりした。
面白くないネタも正直あったが当時の自分は盲目的に面白いと思い続ける信者だった。
しかし、レッドシアター終了とともにジャルジャルのネタを目にする機会は減りその熱量は落ちていった。
最近では好きな多くの芸人のなかの1組くらいに自分の中で落ち着いていたが、今年のキングオブコント自分がジャルジャルを大好きだったあの頃とやることは変わらないまま、浪速のスーパールーキーから誰もが認めるベテラン優勝候補へと周りの評価を変えて12年前と同じ舞台に立ち、見事に優勝していったことはやはり感慨深い。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?