Inori Minase LIVE TOUR 2022 glow 横浜公演備忘録(後半戦)
前半戦の記事を色んな方に見て頂けて有難い限りです。前回3000文字くらいになってびっくりしたんだけど今回も同じくらいの分量になってしまった。大学のレポートと違って筆が進むね(苦笑)。前編で幕間映像まで振り返ったので、今回は REAL-EYES から振り返っていきたい。
ちなみに前回の記事はこちら。
ライブ本編
怒涛のアッパーチューンが続く~かっこいい「黒いのり」ゾーン~
11. REAL-EYES
12. HELLO HORIZON
13. Starry Wish
14. 僕らは今
15. 星屑のコントレイル
幕間映像が終わり、本ツアーで好評だという(本人MC)、黒い衣装に身を包んだ町長が登場。REAL-EYESを筆頭にかっこいい曲を続けて披露し、一気に会場のボルテージを上げていった。 REAL-EYESは王道のアニメオープニング曲といった感じ。ここでトロッコを使用してセンターステージへ。続いて披露されたのはHELLO HORIZON! この曲、ハロホラツアーの時より歌声に磨きがかかっていたし、かなり盛り上がっていたと思う。サビの「ハローイエス~」のところで町長が拳を上げるところが好きだし盛り上がる。水瀬いのり曲の中でも屈指の壮大さを持つ曲で、1曲聴いただけで2曲分くらい聴いた気分になれる。
そして、 リフターが上昇して歌われたのはStarry Wish! 安心安全の水瀬いのり。RSGは外れたけどこの曲は皆勤賞。一番歌われてるだけあって安定感抜群。声出し禁止になって唯一よかったと思えるのはStarry Wishで家虎が聞こえないところ。とはいってもCtRの時でも聞こえたのは1,2人くらいだったけど。声出し解禁してほしいけど若干怖いところでもある。
MCを挟みセンターステージからトロッコで再びメインステージへ。ここで無音のままゆっくりとトロッコが動いていくのがシュールで笑った。
歌いながら戻るんじゃないのか…笑
と思っていたら、
メインステージにはスタンドマイクが。
そして披露されたのは僕らは今! この曲はもう言うことないというか。町長にとっても、ファン一同にとっても、大事な大事な一曲少し意外だったのは曲順の早さ。本編ラストやアンコールとかもっと重要なポジションで歌うものだと思っていた。ただ、観客のコールがあってこそ完成する一曲で、その時まではあえて普通の曲として歌うのだろう… と解釈していた。
神戸公演までは。
普通にアンコールで歌うんかいっ!!!
神戸公演に参加された人はおめでとうございます。そして羨ましい。
気を取り直して、次の一曲は星屑のコントレイル。ロックでイケイケな町長。カッコいい。そしてライブ名物ギターバトル!こうしたアレンジが聞けるのはライブならでは。いのりバンドもCtRの時に比べてすっかり定着したね。ハロホラツアーで決まった各バンドメンバーのカラーも浸透していたし。いつも素敵な演奏をありがとうございます。
このゾーン全体で感じたのは、アルバムのコンセプトからは少し外れるけども、ライブで聴きたいカッコいい楽曲をしっかり歌ってくれたなあという所。町長自身がMCでこうした楽曲は今後も歌いますよと宣言していたのが印象的。
心にしみる名バラード、本編ラストパート
16. パレオトピア
17. 心つかまえて
18. ココロソマリ
19. glow
ギターバトルが終わり、静寂の後に耳慣れないサウンドが聴こえてきて緊張感が高まる。次は何を歌うのか?と思った矢先に披露されたのはパレオトピア この楽曲、アルバムを聴いた時からずっとライブ映えすると思っていたけれどやっぱり化けた。栁舘周平楽曲って世界観の作りこみが凄い。ミュージカルを見ているかのような。引き込まれる。声優「水瀬いのり」として培ってきた表現力が存分に発揮される楽曲。一回栁舘周平×水瀬いのりでアニメタイアップ曲を見てみたい。どうですか、キングレコードさん🙏🏻
心つかまえてからは本ツアーのコンセプトを象徴するようなバラード3曲。心つかまえては歌詞がいいですね、心にしみわたる。ココロソマリはいつ聞いても名曲。この曲タイアップ先のソマリと森の神様のイメージから会場が緑色に染まるんだけど、個人的にはテレビ出演の時やライブ会場の照明の色になっているオレンジのイメージ。夕暮れのオレンジ色、どうですか?(追記:UOグルグルとか推奨してる訳では無いです、悪しからず)
そして、本編最後の曲、 glow まずイントロがいいですね。等身大がコンセプトのツアーで、町長も自然体で歌えているという趣旨の発言があったりした。でもこの曲では少し感情が溢れていたんじゃないだろうか。そう思えたし、感動する楽曲だった。
トロッコ最前ありがとう!アンコールパート
20. 今を僕らしく生きてくために
21. コイセヨオトメ
22. Starlight Museum
さて、観客の手拍子でのアンコールを受けて(いつも思うけど、タイミングが早すぎる笑)、町長が登場。同伴者の読み通り黄色のTシャツ。そして、ここからの2曲はトロッコで登場!今を僕らしく生きてくためにはCtRぶりだったけど、今回のツアーのコンセプトにあった楽曲。
座席がアリーナ最前で、丁度ど真ん中やや右寄りだったので、トロッコが一旦止まる位置に近かったこともあり、長時間近距離で町長の姿を拝めました。ありがとう。
そして、コイセヨオトメ。同伴者がぶち上げ曲が来るかもしれんと言っていたけど納得。ダンス曲なんだけどトロッコに乗ることで振りを簡略化できると。大会場だとダンスってどうしてもこじんまりしてしまいがちだし個人的には無理してやらなくてもいいのかなあと。楽曲が聴けなくなるのは悲しいので、こうした形ででも披露して貰えるなら嬉しい。
アンコールラストはStarlight Museum この曲ライブで聴くたびに好きになる。隣の男性二人組も大喜びで、この曲聴くためだけに来たまである、と言っていたけれど、それくらいの価値がある。この曲はなんといってもラスサビの盛り上がり。
曲名に違わず、ミュージカルのようにラスト盛り上がって大団円で終わる感じ。最高だった。
Wアンコール
23. harmony ribbon
神戸公演が延期したこともあり、まさかWアンコールなしか?と不安だったが、きちんと歌ってくれた。同伴者と来るならReady Steady Go!かharmony ribbonかなと話していたが、選ばれたのはharmony ribbon。今回のコンセプトならこっちだねと納得。みんなで"ららら"と手を振って、大団円で締める。武道館を思い出した。また観客含めて皆で歌いたいね。
全体の総括的な
今回のツアーのコンセプトは「自然体」ということで、今までとは違う、いい意味で力の抜けたライブだったかなと思う。MCやラジオでも今まで以上にメッセージを発信している印象を受けた。周囲の反応など、いろいろと思う所があるのかなとは思ったが、町長自身がのびのびと歌ってもらうのが一番かなあと思う。水瀬いのり第二章は始まったばかり。次にどんな姿が見られるのか楽しみ。
今回、割と後方の席だったので、照明等の演出はとても綺麗だったが、町長の細かい表情はあまり見えなかった。風色Letterとか、見返したいポイントがたくさんあるので、配信は有難い。
そして、今回は横アリ公演しか参加できなかったけれど、次回は複数公演参加したいと思った。やっぱり一公演だと情報量が多すぎて処理しきれない。複数公演見て初めて演出とかじっくり見れるし。夏の約束のクラップもし損ねることはなかったはず。前編で述べたけどこれが最大の後悔。
P.S.
今回、うちわとかメッセージボード持ってる人が多かった印象。ダンス曲だったりアイドルっぽい楽曲は減っているのに、アイドルのライブみたいになるという…笑 町長本人も喜んでいたし(in メロフラ)、声出し禁止ライブならではのコール&レスポンスみたいなものかな。
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