芝刈植物族デッキの考察記録

マスターデュエルで芝刈ウィッチクラフト回してプラチナ帯に行けたんですよ。これ墓地肥やしが重要な植物族デッキでも使えるのでは？と思って試した記録を残します。まだプラチナVで留まってるので改善の余地有り。

基本戦略

• 「隣の芝刈り」で60枚デッキから墓地にカードを20枚前後一気に送ることで、植物族デッキに必要な墓地肥やしとする

• 墓地からの特殊召喚や墓地での効果発動を主体とした展開により、ボードアドバンテージを稼ぐ

• 相手のカードは「六花の風花」「アロマセラフィ－スイート・マジョラム」「六花聖ティアドロップ」などで除き、安全に戦闘ダメージを通す

キーカード

植物族には墓地で発動できる魔法罠が少ないため、モンスターが主体。「灰流うらら」「六花聖ティアドロップ」「六花聖カンザシ」「六花聖ストレナエ」「ヘル・ブランブル」は割愛。

モンスター

• アロマセラフィ－スイート・マジョラム：「恵みの風」サーチ 兼 カード破壊。相手の展開がそこまで速くなければまず召喚しておきたい。

• アロマセラフィ－ジャスミン：デッキから植物族をサーチないし特殊召喚。リリースコストは主に「六花のひとひら」で供給。またリンク先モンスターを破壊できなくする能力で「紅姫チルビメ」による守りを高める。

• アロマセラフィ－マジョラム：墓地カードを除外できるのでアンデッドや閃刀姫相手に活躍。この場合自分の場はアロマモンスター主体になるので、攻撃力はペリアリス便りになりがちなのがネック。

• 六花のひとひら：効果発動のコストを実質無限供給できる。「六花精スノードロップ」をサーチして手札にある植物族を特殊召喚するのが基本。芝刈で墓地に落ちなかった場合は「アロマセラフィ－ジャスミン」「ステイセイラ・ロマリン」「光の王 マルデル」「薔薇恋人」を活用して優先的に墓地に送りたい。

• 瓔珞帝華－ペリアリス：今の今までベリアリスだと思ってた。墓地に眠る豊富な上級モンスターを守備表示とはいえザクザク召喚できるキーカード。

• 紅姫チルビメ：高い守備力と他の植物族を守る効果が頼れる。「アロマセラフィ－ジャスミン」で戦闘破壊から守りつつ、必要なら「桜姫タレイア」の効果で効果破壊からも守る。

• 妖精弓士イングナル：「紅姫チルビメ」の効果で特殊召喚すれば、再度「紅姫チルビメ」をフィールドに特殊召喚できる。「六花精ボタン」を選んで魔法罠をサーチしてもいい。

• 桜姫タレイア：「ブラック・ローズ・ドラゴン」による破壊効果から場を守れるので、一応入れている。「六花聖カンザシ」でも同様の効果は望める。

• 薔薇恋人：手札事故予防のための下級モンスター、兼墓地発動からの最上級モンスター展開要員。この効果で召喚したモンスターは1ターン「スキルドレイン」の効果も受けないらしい。

• バラガール：便利に使えるチューナー。芝刈で墓地に行っても回収が容易で、かつ相手ターンでも手札から特殊召喚できるのでフィールドを保ちやすい。

• にん人：手札にある植物族を墓地に送りつつ、バラガールと合わせてシンクロ召喚を狙う。暇があったら墓地に送っておきたい。

• ステイセイラ・ロマリン：芝刈で墓地に送れなかった植物族を選んで送るダメ押し要員。意外と頼れる。

• フルール・ド・サージュ：「スキルドレイン」などの永続罠魔法破壊のために積んでるけど、いまのところ活躍の機会なし。

• ブラック・ローズ・ドラゴン：不利から巻き返すための要員。バラガール＋にん人でシンクロ召喚できるので出しやすい。自分の永続魔法罠も破壊されるのは悩みどころ。

魔法

墓地からの回収手段に乏しいため、ストレナエで回収できる六花カードと妨害のみ。「天啓の薔薇の鐘」も検討したけど入れなかった。「隣の芝刈り」「左腕の代償」「墓穴の指名者」は割愛。

• 六花の風花：非常に強力なので、六花デッキ組むならまず入れたい。自分で入れた非植物族モンスター、ないし相手が召喚した破怪獣やラーなんかが自分の場にいると自壊してしまうので注意が必要。

• アロマガーデン：「恵みの風」が破壊され使えなくなったときの回復手段として採用。ステータス強化もできるけどそこまで頼ってない感じ。

罠

魔法カード同様、少なめの調整。「ポリノシス」は割愛。

• 六花深々：相手ターンに「六花の風花」「妖精弓士イングナル」の効果を発動するのに採用。「六花聖ストレナエ」での回収も可能。

• 恵みの風：相手ターンにLPを回復してアロマモンスターの強制効果を利用するために投入。またエクシーズモンスターやリンクモンスターをEXデッキに戻して再度召喚するのにも何かと便利。

• ブービーゲーム：芝刈の被害にあった「ポリノシス」「六花深々」の回収を期待して導入しているけど、いまのところ活躍の機会なし。

課題

• 「マクロコスモス」「スキルドレイン」「御前試合」に弱く、対抗できる「ポリノシス」がサーチ不可なので運任せになっている。特に「スキルドレイン」は「ブラック・ローズ・ドラゴン」でも対応できないのが課題。

• サーチが充実しているので芝刈が来なくてもある程度は戦えるが、相手の展開が速いとついていけないことがある。特に後攻の場合、自分のターンになったらもうどうしようもなくなってたりする。モンスター効果に頼ったデッキなので、効果を無効ないし破壊してくるとつらい。最近だとバロネスも要警戒。

• どのデッキにも「灰流うらら」がほぼ必ずいる環境なので、芝刈が通りにくい。