引越し当日と翌日の対応

引っ越し当日。
朝イチの対応の為、08:30から09:00の間に訪問すると言われていながら、実際訪問したのは08:54頃。
それまでの電話連絡等が告知された時間より早かった事もあり、今回も早い方で来るのかと思ったが、流石に営業開始時間が09:00からだったので、この時間については何も問題が無かった。

まずは最初の2時間で荷造りとトラックへの運搬。1Kでもロフトがあるので本当に2時間で全ての梱包が終わるのかと考えたが、実際本当に2時間で全ての作業が終わった。
まずは前半1時間でロフトを覗いたフロア部分の梱包と運び出しが殆ど済み、残り1時間もかからない間にタンスやロフトの本や本棚の運び出しが完了した。
積み込み完了の時点で午前11:00。大分早い滑り出しだった。

当初、新居までは30分程で到着すると言われていた。自分は電車を乗り継いでも1時間以上かかる。到着時間の打ち合わせも出来たようだが、両親に新居で待機していて貰う事にしていた。
予定より早く運び出しが終わったので、先に転出届を取得してから新居に向かおうかとも考えたが、自分としても出来る限り引越し業者が到着する頃までには新居に着いていたい。明日再び来るのだからと真っ先に新居へと向かう。

新居に到着すると到着していた冷蔵庫、机、椅子。そしてそれを運び入れてくれた母と寛いで横になりワンセグでテレビを見ている父。どうやら引越し業者はまだ到着していなかったようだ。いくら数字上30分や45分で到着するとしても実際の道路混雑状況によってその辺りは異なる。
引越し業者が到着したのは出発から1時間半程度だったか。養生をして梱包された箱や家具が運び込まれる。時間としては大凡1時間程だったように思う。
洗濯機が運び込まれその為に来た父が排水の処理をする。その為に来て貰ったようなもので、それ以外については邪魔としか考えられなかった。
洗濯機としては5~6年が買い替え時という事から、8年間屋外で使用していた洗濯機は排水ホース等が固くなっていて変えた方がいいと引越し業者から指摘を受けていた。近所のホームセンターでホースだけでも買い替えてからの設置が良いのではないかと打診しても父は取り敢えず今あるものをそのまま設置する。考えが足りないどころの問題ではない。明らかに新しいホースに買い替えてから排水処理を行った方が手間が掛からないのに、どうせ買い換えるかもしれない前に今処理を行ってしまえば二度手間になる事にも頭が巡らないようだった。

引越し業者が引き上げてから箱を一つずつ開封していき、所定の場所に収めていく。何を何処に置くかは自分だけが把握しているものなので当然両親は対応出来ないが、それでも母はキッチン周りの用品を拭いたりして適度に収めてくれていた。父がしていた事といえば空いた箱を解体する事だろうか。
引越し業者から空いた箱の回収について話している時に父が首を突っ込んでくる。父自身が回収対応をする訳でもないのに家主以外の所で話しを進められる事は迷惑だった。
荷解きした箱からテレビが出てくれば勝手にテレビの配線を繋いで付けようとする。アンテナ線に挿せば見られるという事は分かっているので頼んでもいない余計な事はしないで欲しいと言ったが、「見られるか確認しないと」と言って聞かなかった。その上テレビが付いた事を自分だけが確認するとアンテナ線を態々抜くという無駄な事も起こす。

適度に荷解きをしている中、ガスの業者がやってきたので開栓作業をして貰う。その際も父は横から首を挟んで何やら業者に聞いていたのだが、父が支払う訳でもなく父が住む訳でもないのに首を挟み過ぎなのだ。恐らく他にやる事がなく暇なので何でもかんでも首を突っ込んで聞きたいだけだ。それが家主にとって迷惑である事を少しは自覚した方がいい。

極めつけは家主より先にトイレを使用し、水漏れを報告してきた事だった。トイレに入るなとは言わない。しかし悪臭を伴う事が必須の利用については遠慮をして欲しかった。
ひたすら水漏れを指摘し、見てみろと何度も言ってくるのだが、足を踏み入れられない程の悪臭。マスクをしたままでも分かるその悪臭に水漏れの確認どころではない。

途中で母親が「先に帰る?」かと聞いているのを耳にした。決して強制している訳ではないが、母は母でやれる事をやってくれている中、父は部屋の中でぶらぶら歩き回りgloを吸うのみ。悪臭を撒き散らす以外にやる事が無いのならば帰れと同様に思った。

本棚の中身は後日改めて入れるとして、それ以外の箱は殆ど開ける事が出来た。今までロフトに置いてあった来客用の布団と自分が使う布団を両方押入れに収納するとそれだけで場所を取るので来客用は一度捨てようかと悩みつつも、今入れられるもののみ収納をした。

両親が帰宅するので駐車場へ見送ってから部屋へと戻りインターネットの設定やテレビの配線を準備する。そしてsoftbank光への解約連絡を入れる。
softbank光のお家芸としての引き止めは行われたが、こちらとしてはもう何を言われてもsoftbank光を続ける気は無かった。こちらにその気が無いと分かると随分と不躾な対応になった事は流石としか言えない。

解約連絡が終わり、トイレの水漏れの連絡を管理会社に入れた後で買い物に出かける。集合ポストの鍵等買っていなかったのでそれを買うついでに食料を買い求めた。二部屋のうち一部屋を居住スペースとしており、もう一部屋を仕事用とするつもりだが、居住スペースは32形と30形の電灯二種類を使う形式だったが、30形が付いていなかったのでそれも新しく買う事にした。
帰宅すると既にsoftbank光のNTT機器の返却封筒だけが入れられていた。こういう所だけは本当に早いのだなと感心した。

電灯を変えてみたが、やはり30形が付かなかった。接触の問題か照明器具自体に問題があるのかは分からなかったが、一本付いていない程度なら問題ないだろうと思う事にした。
土日にやろうと思っていた本棚への収納を粗方済ませ寝ようとすると、小ライトが付かない状態でもあり部屋が真っ暗になってしまった。
そうなれば父の出番だった。本日相当迷惑を掛けられた。世話にもなったが、迷惑を掛けられた率の方が多いと思っている。父にメールで電灯を変えたがやはり付かなかったと連絡を入れてその日は新居で就寝する事にした。

翌朝、起きて仕度をしていると母から電話が入った。電灯の件で今日父が見に来るとの事だった。自分は今日この日に前住居の退去確認に向かわなければならない為間もなく出てしまう。戻りも夕方になってしまう為合鍵を預けている両親が不在の間に訪問をして確認をしてくれるとの事だった。
どうせ暇ならばテレビも見るだろうとテレビのリモコンとエアコンの暖房を見える所に置き、自分はNTT機器とSoftbankAirの返却機を持って家を出た。

郵便局でNTT機器の返送を頼み、コンビニでSoftbankAirの発送を依頼した。それから前住居へと向かうと予定時間より30分も早く到着してしまった為、先に役所で転出届けを取得した。
管理会社から連絡があり、土曜にトイレの状況を見に来る事となった。

そして前住居へと入ると確かに一日前まではそこで暮らしていたはずなのに何も無い部屋は不気味に思えた。水道ガス電気は既に止まっていた。時間が来るまで部屋で待つ。丁度父から連絡が入り、部屋の電灯が直った旨の連絡が入る。

管理会社の社長が到着し、8年越しに初対面を果たす。更新時に電話で話しはした事があるものの、対面するのはこれが初めてだった。
8年住んでいた事と水漏れ被害が考慮され、原状復帰に際しこちらの必要以上の負担は無かった。クリーニング代の数万は引かれた上で敷金は返却される事を聞かされた。電気が付かなかったので細かい所までは確認出来なかった事が幸いした。鍵を返却し、最後に大家に少し挨拶をしてから前住居を後にする。

電車に乗り、新居のある役所へと向かう。転入届の手続きをし、住民票を取得する。役所の規模としては前住居より新居の方が大きい。
その足で新居の管轄である警察署へと向かい、免許証の住所変更手続きを行う。
そこから一駅乗れば帰宅出来るのだが、そう遠い距離でも無いので散歩がてら徒歩で帰宅をする。

帰宅してから母に電話をし一通りの手続きを終えた事を報告する。テレビを付けると音量の大きさに驚く。恐らく父がテレビを付けた時に音量を上げてそのまま帰宅したのだろう。普段自分が使う大きさではないのですぐに分かった。自宅ではないので周囲に他の部屋がある事を考慮せず音量を上げるという愚行は本当に控えて欲しい。明らかに周りや家主に気遣いが出来ていないのだ。
その旨を母に報告した上で残りの片付けの目処について等の話しをする。
今までロフトに置いたままだった布団一式はそれほど劣化もしておらず、実家では猫が粗相をする度布団が使い物にならなくなる為、引き取らないか?と打診をした所夕方以降に取りに来るとの事だった。父が夜に出かける予定があった為その後訪問をし軽く食事でもという事だったので、母が来る前に買い物を済ませておく。

母が来るのは夕方も薄暗くなってからだったが、遅くなったもの父の普段通りの無計画が根底にあるらしい。引越し当日の父の愚行など様々な取り留めの無い話しをして、押入れに入っている余分な布団一式をそのまま母が持ち帰る事となった。
引越し業者が持ち込んだ際に「不要だから引き取らないか?」と父には聞いたが父は何も考えずに「要らない」と答えた。しかし母に聞くところ猫の粗相で幾つか布団を処分しており、一組でもあれば重宝するという事だった。相変わらず父は何も考えずに受け答えしているのだ。それが本当に必要なものかを考えず、相談もせずにその場の雰囲気だけで返答をするのは行き違いにもなるので本当に控えて欲しい。
広さが二倍になった事で今まであった品々は容易に収まりきるが、逆にあれも欲しいこれも欲しいと物欲が出てきてしまう。今まではクローゼットの中にしまってあったコート類を新居ではどこにしまうかなど。勿論穴は開けられないので壁面収納を購入するのも良いだろうと。実際引越しに必要な経費以外の新たな家具類に使った金額は6~7万といった所だろう。今よりも部屋が狭くなった場合恐らく入り切らない。
布団一式と毛布幾つかを母が引き取った事で再び押入れ収納にスペースが生まれた。普段使っている布団を収納する事も考え色々と有効活用し収められればと思う。

また、これで引越しが終わった為住所が固定され、GEOやTSUTAYA DISCASでCDを色々レンタルし始めた。PCに取り込んだ音源をYouTube Musicに入れればオフラインで通勤中等好きな曲を聴けるようになる。
今週末には数枚のCDが届きそうなので、好きな音楽を聞きつつ部屋の片付けに尽力し新しい気持ちで新年を迎えたい。