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東日本大震災級のことが2021年4月に起こった疑い・・・562人の超過死が起こる確率は0.3%以下

前回に引き続き、2021年、令和3年4月に関しても超過死が起こってないか調べてみたところ、4月も562人の超過死が起こってる疑いがある。

5月は数字が酷すぎたので、数字に焦点が当たるが、そもそも超過自体が基準にもよるが非常に稀。

同じ基準で計算すると2011年4月の東日本大震災の直後の月で超過死720人なので、2021年4月の562人という数字はかなりインパクトがある。それにしても2021年5月の数字は異常・・・

唯一、疑う点があるとすれば、4月というのは5月よりもバラツキが少ないので、その影響でわずかに異常値になった可能性はあるのだが・・・2011年も同様に異常値になっているので、やはり何かあったのではないだろうか?しかし、バラツキでいうと6月が最も少ないので来月に絶望感を抱いてしまっている。

以下に具体的な計算過程を書いておきます。不十分なところは、ご指摘や検算していただけると助かります。また、やりかたを変えれば、そんなことを起こっていないという計算結果も導き出すことはできるのかなと想像はしてます。例えば、バラツキ具合を年間を通しての値にするなど・・・というのは、結構、月によって、特に年末は死者の増減が激しいのです。

       死者数 増減  毎年の増加を加味
令和3年4月 118169 5762 4402
令和2年4月 112407 513 -847
令和元年4月 111894 3224 1864
平成30年4月 108670 571 -789
平成29年4月 108099 3135 1775
平成28年4月 104964 138 -1222
平成27年4月 104826 535 -825
平成26年4月 104291 751 -609
平成25年4月 103540 1164 -196
平成24年4月 102376 -2147 -3507
平成23年4月 104523 5920 4560
平成22年4月 98603 5136 3776
平成21年4月 93467 -889 -2249
平成20年4月 94356 2197 837
平成19年4月 92159

平成25年から令和元年までの増減の平均1360人。これは高齢化による増加かと推測
平成25年から令和元年までの標準偏差σ=1280.029 3σ=3840.087

以上より、令和3年4月の死者数118169人を超える確立は0.3%以下でしかない。2011年4月も同様の確率になる。標準偏差で割った値を下記に示す。

2021年 3.44
2011年 3.56

となります。


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