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ウザク本4に対する福地誠noteへの反論

はじめに(経緯)

経緯と簡単に説明すると、福地誠さんがウザク本4『ウザク式麻雀学習 はじめの書』の献本(書籍を進呈すること)に対し、ボロクソに悪口を書く。(※発売日前にですw)
今更ですが、それに対しての反論及び意見になります。
 
正直、反論しても福地さんをもうけさせるだけで、私にメリットは何もなく、むしろデメリットばかり( ´•௰•`)
そんなこんなで、一月ほどダマっていたのですが、出版社から謝罪されたりして、私と福地さんだけの問題ではなくなっているので、ここに記します。
なお、出版社からの謝罪というのは「福地さんに本を送ってすみません」というやつです。笑えねぇ( ´•௰•`)
  
一応、基本は反論なので、「福地さんズレてない?」「それをあなたが言う?」「ブーメランじゃね?」って感じの記事になっています。
 
肝心の福地さんのnoteはこちらですが↓  今回の反論を把握するだけなら、福地さんのnoteを購入しなくていいように、反論箇所だけ引用して書かせていただきます。ご了承ください。

ここからが本題です。
読者が読んで、わかりやすい部分から、順番に書かせていただきます。


「そんな言葉、聞いたことねー」 問題 


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3mと北との2択。どちらを切りますか? 
解答はこちら ↓ 

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「簡単に安全牌を持たない」「打点アップの種を見逃さない」という趣旨の問題。出題の意図がわからないと難しい問題に見えるかもしれませんが、問題自体は3mと北との2択。クイズと思えば2分の1で正解できます。
 
ここで福地さんからクレームが入る。
 
福地:解説に、「このような3mを「ドラ受け余剰牌」と呼びます。」
とある。そーなん? この言葉、俺は知らねーぞ(;^ω^)

この「ドラ受け余剰牌」って、私が作った言葉ではなく、片山まさゆき先生の「打姫オバカミーコ」に出てくる言葉なんですけど・・・
「オバカミーコ」に出てくるんですけど( ´•௰•`) 



「俺でも難しいぞ」 問題

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何を切りますか? 
解答はこちら ↓

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福地:いい問題ではあるけど、これも難しすぎる。マニアックだ。
福地:こんなのは俺だって実戦で意識してるかわからないレベルで、完全に上級レベルの牌効率だ。

そんなに難しいこと言ってますかね?
9pと9s、どっちも切る可能性が高いのですが、カンチャンが出来たらペンチャンと交換するという趣旨の問題。
これもクイズと思えば単純な2択。9pと9sどっちを切るかってだけ。
というか、これは地味ながら確実に差が出る問題なので、さすがに意識しましょうよ。

福地さんって、自分の出来ないこと、知らないことに対し、すぐ「難しい」とか「実戦で出てこない」って言うんですよ?( ´•௰•`)

ちょっと古い話になりますが、ウザク本1に出てくるこの牌姿↓

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今でこそ多くの人が打3pとする牌姿ですが、ウザク本1の発売前は打5sとする人がほとんどでした。
福地さんもそのひとりで、そのときのやりとりが残されています。

要約すると、「わからねぇ」「実戦で出ないから、できなくてもいいわ」って話です。
当時の話ではありますが、「わからん」はともかく、「実戦で出てこない」って言われても・・・この形、結構出ます( ´•௰•`)


「問題の順番が気にいらない」 問題

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福地:正確に難度の低い順になってる必要はないけど、最初の方に難しい内容が出てくるのは良くないよ。

難易度順にしろという指摘。
確かにQ23とQ24では、Q24の方が簡単に見える。

Q24は カンチャン > ペンチャン で初心者でもペンチャン落としと回答できる問題ですね。
だが、このペンチャン落とし。外側の1sと内側の2s、どちらから切りますか? どっちを先に切るかとなると、実は結構難しい。
「フリテンでもいいから、リャンメンを作りましょう」という観点で言えば外側の1sからになり、
「危険な方を先に切りましょう」という観点で言えば内側の2sからになる。

「えー、こんなの2sから切るに決まってる」っていう人は、↓の動画を見てほしい。

12のペンチャン落としに対して「1から捨てていった方が良いと思います。」(2:45あたり)とハッキリ言っていますね。麻雀教室ではこういう教え方するとこが多いのです。
ペンチャン落としって、実は言うほど簡単な問題じゃないんですよ。 
Q24の前は「カンチャンを外側から切る」問題が並んでいるので、ウザク本4の順番で大丈夫です。


「連れてこいってんだYO!」 問題

福地:

福地連れてこい1
福地連れてこい2

引用なんだろうけど、こんなアルファベットだと、私でもわからん( ´•௰•`)
誘導が悪質。正しいページはこちら ↓

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逆に「わからないって人」を連れてきてください( ´•௰•`)
 
また、引用されたページだけで判断するのは早計です。ウザク本4は前後の問題文や解説が補足する形を取っています。
例えば問題ページでは、ピンフになるツモを前もって説明しています。
このヒントがあるだけで難易度・理解度が大幅に変わると思いませんか? ↓

福地連れてこい3

「連れてこいってんだYO!」と書かれたので、実際にいろんな人に聞いてみました(笑)
結論としては、「その説明でわかる」と特に問題なかったです。
 
極めつけは、一月前に麻雀を独学で始めた子も、逆に「ここすごく良かったです」って言ってくれたんですよね。名前を出すのは控えますが、連れてこいというなら証言もしてくれるらしいです。ありがたいことです。
また、「福地さんは初心者をバカにしすぎ」っていってる人もいました。私もそう思います。ここだけでも訂正された方がよろしいかと? がんばっている初心者に失礼ですよね。
   
そもそも、ウザク本4はかなり時間に余裕を持って作られています。当然、発売前の校正段階で初心者を含む多くの人に見てもらっています。
「連れてこいってんだYO!」は、その時点でクリアしているのですね。


「『手組』が、用語集に載ってねーぞ」 問題

福地:P114に手組みという言葉が出てくる。手組みは巻末の用語集に載ってない。

「手組み」って普通の日本語ですよね?( ´•௰•`)

言いがかりにしか聞こえない。
「手組」は普通の日本語。一般の国語辞典にも載ってる。わざわざ麻雀本の用語集に載せる必要がない。
で、この件は終わり。
 
仮に「手組」が麻雀用語だとしても、実は福地さんは「用語集に載ってない」とか言ってはいけないんですよ。
と、いうのは、「手組」という言葉自体はウザク本1.2でも使われています。ウザク本1.2の著者は私ですが、福地さんが編集扱いになっている本です。そして、用語集を作るのは福地さんの担当だったんですね。ウザク本1.2の用語集に「手組」を収録しなかったのに、この仕打ちないでしょう?

この「用語集に載ってねーぞ」問題は、あちこちに拡散し、アマゾンレビューでもそれだけを理由にして最低の★1をつけられている。
福地氏の罪は重い。


「タイトルは大嘘だ」 問題

福地:「はじめの書」というタイトルは大嘘だ。ルールだけ覚えた人が、こんなん理解できるわけないし消化できるはずがない。

これがダメなら「絶対」とか「必勝」とか書いてある本も大嘘ですかね?
「基本形80」ってタイトルで73問しか収録されてない本を出した福地さんが言うことですか?
・・・と返したいところですが、正直、これに関しては失敗したと思っています。確かにタイトルは悪い。これは素直に反省します。
これは著者である私の想定レベルよりかなり下の人(ほんと初めたばかりの方)が購入されているのを見ての話です。購入者に対して謝罪いたします。申し訳ありません。

ただ、初めたばかりの方は誰も文句言ってなくて、「楽しい」「読みやすい」といった好意的な意見しか聞こえてきません。
難しいと言ってるのは、福地さんをはじめとする上級者だけなんですよね?
 
私としてはウザク本4を書く前に最新の入門書を買い漁って、どこまでが入門者でどこからが初心者かは研究したつもりなんですよね( ´•௰•`)

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写真は、実際に私が購入した入門書(ルールブック)で、どの本を読んでも、普通にウザク本4が読めます。
と言うか、麻雀はルールが複雑すぎて、打ち方を覚えないとルール自体が覚えられません。ルールをマスターした人というのは、ある程度打てる人ではないでしょうか?
 
あと、ここでも福地さんがそれを言ってはいけないと思います。
以下に理由を・・・
福地さんって日本健康麻将協会の本の監修をしています。
いわゆるルールブックの類です。その本できちんと学んだ人であれば、普通にウザク本4を読めるレベルのはずなんです。
福地さんが作ったとされている本は、例えば『健康マージャンドリル』なんですが ↓ 

福地さん、自分で全く書いてないので、忘れてるじゃないのかな?
まあ、忘れるのはわかる。だって、この本書いたの私だから( ´•௰•`)(※本書はルール説明と点数計算のパートに別れているのですが、ルール説明のパートは全てG・ウザクが執筆 60ページ)

ただし、想定レベルよりかなり下の人が購入されているのは事実です。
今更そんなことを言っても仕方ないので、ウザク本4に関しては購入者に対し全力でサポートさせていただきます。わからないところ、わかりづらいところ等あればtwitterでお気楽にご連絡くださいm(_ _)m

既に何人かのサポートをさせていただいております。
疑問点に答えたり、何切るに答えたり、牌譜を見たり、スカイプで直接指導と、やり方は人によって様々ですが。


「読み進め方」 問題

ウザク本4は正しい読み方をする・しないで、大きく印象が変わります。
上下2段になっており、上段は連続する何切る問題。下段は本編(上段)を補足するおまけの問題になっています。
(※この形式は史上初(らしい)ので、未読の方にはウザク本4の特色を説明しづらいのですが、配牌からアガリまでの1巡1巡が、すべて何切る問題になっています。)

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読み進め方は、巻頭マンガにあるように、先に上段だけ読む(横読み)ことをオススメしています。
今回のウザク本4の本編(上段)は、次のツモや展開がそれまでの打牌解説を補完する形になっており、「すべてを解説・理解してから次の問題進む」という方式を取っておりません。
これが上段下段を続けて読む(縦読み)と、リズムが悪いだけでなく、解説が足りないと感じられるようになってしまいます。
 
ウザク本はシリーズを通し、繰り返し読むことを前提に作られています。そして末永く使えるように工夫してあります。
ウザク本2や3が似たように牌姿を並べることで、お互いの解説を補完する形を取っているのも、同じ手法によるものです。


おわりに(まとめ)

< 福地氏の罪は重い >
ここまでに書いたように、福地さんの意見はズレてる部分が多いと思います。
ですが、意見の正否に関係なく福地さんの影響力って大きいんですね。面白おかしくオーバーに書いたものでも、多くの読者はそのまま信じます。
「大きな影響力を持った以上は責任が出る」なんてことをいうつもりはありませんが、少しは考えられた方がよろしいかと?
もちろん、福地さんの意見が正しいものも多いですが、最近のnoteは誘導が悪質なものが多いように感じています。

その福地さんの意見にひっぱられて、アマゾンレビューに★1をつけられたと思うとホント納得いかない( ´•௰•`)
 
< 『はじめの書』に合う読者層は結局どこなのか? >
これまで「過去のウザク本を周回してきた人は買わなくていい」と言ってきたのですが、むしろ、これまでのウザク本の読者に勧めるべきなんですかね? どの層が購入しても、末永く使えることは間違いないのですが。
また、増刷時及び電子書籍版は「ルールを覚えた初心者」の文を削除し、「はじめてのウザク本」という意味に修正しようか検討中です。
 
< 購入者には全力でサポートします >
購入者に対し全力でサポートします。
サポートは終了期限を設けず当面続けさせていただきます。
わからないところ、わかりづらいところ等あればtwitterでお気楽にご連絡くださいm(_ _)m

2021.3.20 G・ウザク


【追記】これら以外の反論について 

今回まとめたこととは別に「専門用語が多い」問題があるのですが、これはこの記事の反響次第で書くかどうか考えます。
 
私としては「最初から本物をあたえるべき」というスタンスを取っており、福地さんの「最初は、ふわっと教えるべき」とは、単なる考え方の違いだと思っております。 
少なくともどちらが正しいというものではありません。逆に「必ずこうしなければいけない」と言うのであれば、それこそが最大の間違いです。

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