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【何切る】345m33567p45s南南中中【浮かせ打ち】

3p・南・中の3択。
状況を整理しましょう。
 
・ 345m+33p+567p+45s+南南+中中 で、6ブロックのメンツオーバー。
・ 中は役牌。ポンテン可能。でも2000点。
・ 南はオタ風。安全牌として優秀。雀頭にする場合、ピンズ横伸びでピンフの可能性。
・ 3p横伸びで三色や3面待ちの可能性。
・ 5巡目という序盤。ドラ1なので、できればリーチをかけたい。
・ このままツモ3-6sでテンパイしたときは、字牌同士のシャボが強そう。(※ただし、アガりやすい方の南は安め2600点止まりの可能性アリ)
 
だいたいこんなことですかね?

メンツオーバーなので、1ブロック落とすことに異論はないかと思われます。
問題は3pを浮かせ打ちをするかどうかですよね?
 
『浮かせ打ち』とはトイツから1枚外し、残りの牌へのくっつきをみるテクニックです。(※ウザク本3より抜粋)
 
で、今回の牌姿。実は3pの浮かせ打ちが損になるツモが多い。
33567pから3pを浮かしてしまうと、下記の厚みのある形を逃します。
 
ツモ1p → 133567p
ツモ2p → 233567p
ツモ4p → 334567p(三色・3面待ち)
ツモ5p → 335567p(三色)
ツモ8p → 335678p(三色)
 
もちろん、2枚目の3pが残っている状態であれば、厚みは無理でもツモ4pなどには対応はできます。
ですが、その2枚目の3pを、いつまで残せるでしょうか?

例えば、ドラ(3m)を引いたときはどうでしょう? またドラの周辺をツモったときは? 
マンズで4連形や中ぶくれができたら、すぐに2枚目の3pを切ってしまう人も多いはず。
人によっては4・5s縦引きでも迷い、安全牌をツモったときに交換するケースもありますね。
つまり、今回の牌姿は、すぐに2枚目の3pを切ってしまうケースが多すぎるのです。こういうときの浮かせ打ちはオススメできません。
 
というのがウザク本シリーズ共通の考え方で、ウザク本はすべてこの考え方を基に解答が出してあります。
ウザク本3テーマ73『浮かせ打ち』(P168)にまとめが、ウザク本1(P200)に簡単な説明があります。

というわけで、今回の問題も、「浮かせ打ちをしない」「厚みのある1シャンテンを目指す」「役牌の中を残す」の観点から、解答を打南とさせていただきます。
 
 
アバウト麻雀理論
すぐに2枚目を切ってしまうようなら、浮かせ打ちはしない。
 
   
なお、シミュレータだと打3p有利と出るのですが、「安全牌などの入れ替えを行わない」「ツモ専の場合は点パネの可能性が高くなる」などの影響が大きそうです。
 
  
さてさて、ここまでは平面での話。
問題は「実戦だとどうか?」だと思うのですが、これは書き出すとキリがないので私はパスw
他の人のツイートを追う方が勉強になるかと?
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ちなみに実戦の場面はこちら↓ 


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