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800年ぶりに木星と土星が大接近

12月21日に木星と土星が大接近します。約0.1度(満月の見かけ直径の約2割)まで近づく大接近となるそうです。

2019年の12月の初め頃から木星と土星は近い位置で並んで見えましたが、2020年12月になり、この2惑星はどんどん近づいて行ってます。
12月17日の夕方には、きれいな細い月がかなり近くなり寄り添うように並ぶ木星と土星に接近しているのが、見えたりもしていました。

木星と土星が最も近づくのは、12月22日3時頃ですが、この時間には
2惑星は地平線より下にあるため見ることはできません。なので、
観察のチャンスは21日の日の入り後となります。
南西の低い空で、2惑星は、満月の見かけの直径の4分の1にまで接近するそうです。
ただし、午後7時頃には沈んでしまうため、日没後暗くなってからすぐくらいに、南西の空が開けた見晴らしの良いところでの観察がお勧めということです。

木星と土星は約20年ごとに接近していてこれをグレートコンジャンクションと呼んでいるのですが、ここまで接近するのは実は397年ぶり、
1623年以来だそう。これは、ガリレオが初めて望遠鏡で、木星の4つの衛星を発見した10年ほど後のことだそうですが、この時は、2惑星が
太陽の近くにあって観測はできなかったらしいのです。

そのため、ここまで近く、さらに観測できたものとなると、さらに約400年前の1226年まで、つまり約800年前までさかのぼることになるようです。

また、次にこの近さで起きるのは、60年後の2080年とのことです。

この800年ぶりの大接近は正確には、
12月22日午前3時20分水瓶座0度29分で起こります。
占星術では、グレートコンジャンクション(GC)は重要な意味を持つと考えられています。社会が拡大発展する方向性を変化させるタイミングと考えられているからで、とりわけ今年2020年12月22日の水瓶座GCは特別な意味があります。
これまで、約200年くらい地の星座と呼ばれる牡牛座、乙女座、山羊座で起こっていたGCが、今回風の星座の水瓶座で起こり、今後約200年くらいはずっと風の星座である水瓶座、双子座、天秤座で起こるようになるからです。

地の星座でGCが起こっていた時は、始まりは産業革命が起こったころ
1800年代の初頭からで、物質的な豊かさを追い求めた時代でした。
土地などの不動産のような安定した資産やお金を所有することや、どれだけのものを積み上げてきたかがとても重要な時代でした。

2020年の水瓶座GC以降は、2200年までは、風の星座でGCが起こり
情報やコミュニケーション、所有ではなくシェアする、自由に流れていくという風な時代へ変化していくでしょう。

これからは、資産や物を持っていることを善しとする価値観から、
どんな情報を得ていくか、どんな情報を発信していくか、誰とつながって
いくかのか、どれだけ役に立つ知識を持っているのかが大切になってくるでしょう。
また、それぞれの個性を尊重しながら心をともにする人たちと協力しあっていくことを理想とする社会へと変わっていくでしょう。

今後20年は水瓶座が司るものがテーマとなり、変化していきます。

社会が規律やルールという枠を超え自由なムードになっていく、
時間にも場所にもとらわれない生き方の加速、
個性と個性の調和、無駄を省いていく、等です。

今までのやり方や実績をもとにしたやり方にとらわれず、これまでにない独自のやり方を意識していく必要がありますし、これまでのように時間をかけて計画を練ってから動くというよりも、まずやってみてやりながら修正していくというスピード感と柔軟さも必要となるだろうといわれています。

今時代の大きな変換点にいて、次の時代への大きな大きな変化を目撃する
ことになると思うと正直ワクワクしてしまいます。
この時を経験するために生まれてきたと思っているので。

800年ぶりの大接近であり、時代の変換点となる天体ショーを
是非とも見たいと思っています。
晴れていることを祈ってます。🙏

木星と土星の接近に関する国立天文台のサイトhttps://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/12-topics02.html







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