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9月17日は中秋の名月ですが、実際の満月は翌18日11時34分頃に迎えます

2024年の中秋の名月は、9月17日です。「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日の夜に見える月のことなので、実際の月の満ち欠けとはズレができてしまうため、実際の満月と中秋の名月が重なるのはかなり珍しく、満月となるのは翌日の18日11時34分頃となります。昨年までは2021年から3年続いて満月と重なっていましたが、次回は7年後の2030年9月12日まで重なりません。

一年のうちで最も美しいとされている中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったとされ、庶民には江戸時代の頃に広まったとされます。
また、中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」などと呼ばれることもあるそうです。

また、今回は中秋の名月の近くに土星が見えるようです。ただ、満月に近い月は、とても明るいため、土星はやや見づらいかもしれないとのことです。
お月見のような季節感のある昔ながらの行事をやることは、”時の運”を掴みやすくして開運につながるそうですので、お天気がよければぜひ夜空を眺めてみてくださいね。

以下は国立天文台のサイトより一部抜粋して引用しています。

太陰太陽暦(=旧暦。明治5年まで日本で使われていた暦で月の満ち欠けを元に日付が決められていた)では、新月(朔)の瞬間を含む日が、その月の朔日(ついたち)になります。今年は9月3日(新月の瞬間は10時56分)が太陰太陽暦の8月1日、9月17日が太陰太陽暦での8月15日となります。一方、天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のことを指します。満月の時刻は、9月18日11時34分です。 今年のように、中秋の名月と満月の日付がずれることは、しばしば起こります。

そして、太陰太陽暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼び、日本ではその夜にもお月見をする習慣があります。十三夜は、「後(のち)の月」「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。今年の十三夜は、10月15日です。

国立天文台 ほしぞら情報2024年9月中秋の名月 名月が満月とは限らないより一部抜粋

国立天文台の2024年の中秋の名月の情報について詳しくはこちらからhttps://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/09-topics02.html#:~:text=2024%E5%B9%B4%E3%81%AE%E4%B8%AD%E7%A7%8B%E3%81%AE,%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E6%8C%87%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82


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