ダブロンで頭ハネされた!

競技麻雀において、ダブロンが成立するケースってほとんど無いんじゃないかな?

競技麻雀では通常頭ハネとなり、放銃した人から見て先にツモる人が優先してアガる事になります。

本来、ロンの発声は「直ちに」が原則ですが、牌離れの悪い人や左利きの人が上家だと、捨て牌を確認するのが若干遅れ、自分が発声をする前に優先権のある人にロン発声をされ、心の中で「あー自分もアガりだったのに…」と思いながら黙って牌を伏せた事は無いですか?

実際の対局において、万が一上記のようなケースがあった場合、ちょっと遅れてしまったとしても必ずロン発声をしておきましょう!(もちろん遅れる事無くロンと言うのがベストですが)

どうせアガれないのに、なぜ発声するの?と思う人もいるかと思います。

実はこう言うケースがあるのです。
アガり優先権のある人が手牌を開いたところ、誤ロンやフリテンをしていた場合です。
この場合、通常は誤ロン発声(またはフリテンロン)者がチョンボとなります。
ただしチョンボ発生時に正当なアガりがあればアガり優先となりチョンボは免れる、と言う規定があるのです。

だからと言って、先程ロン発声をしていなかった人が、チョンボの裁定後に「実は私もロンでした!」などと後から申告しても、それは認められません。
よって、ダブロン(頭ハネされてしまった)だったとしてもしっかり「ロン」の発声だけはしておきましょう、と言うお話でした。

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