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#5 嬢の時代〜出逢いと別れ
今回は私が出会った男性のうち、若くして旅立ってしまった3人について。
・夜のお店の店長
・お酒好きのヨシくん
・▲▼メーカーの代表
みんな亡くなった時には私は疎遠になっていたけれど、当時は好きだったし、今も時々思い出す。
空を見上げて、みんな元気かなーって。
1人めは、私が2件めに勤めたキャバクラの店長。
私は店長が好きだったけれど、彼は他に好きな女の子がいるかんじだった。
一緒にプ
#4 専門学生時代〜夜の世界を知る
高校卒業後、地元を離れ大阪へ。
美容学校だったので、服装や髪型は自由だったが、それ以外はとても厳しかった。
入学して早々に2泊3日ぐらいの合宿があり、合格するまでひたすら声出し。過呼吸で倒れる人も多かった。
なんとか合格!
晴れて専門学校生活の始まり。
朝は学校の入口で先生が立っている。
カバンを肩に掛けていたら下ろし、
帽子を被っていたらとって、
立ち止まって先生の目を見て、
頭を下げて
#3 高校時代〜ナンパ待ちの夏
中学から高校にかけて親友ができる。
アカリとは今でもアホな事を言って笑い合える。
高校の3年間、学校生活の思い出はほとんど記憶にないが、学校以外での思い出はたくさんある。
夏休み。
海に行きたいけれど、電車で行くのは面倒で…
車ならラクなのになぁ…
それで私はアカリと駅前のロータリーのベンチに座ってよくナンパ待ちをした。
駅前と言っても田舎なので、人はあまりいない。
市内や市外から海に遊
#2 思春期〜ヤンキーに憧れる
小4の頃、2コ上のセンザキくんを好きになった。
センザキくんはヤンキー兄弟の末っ子。
この頃はまだ小6なのでヤンキー要素は見られないが、中学に上がると制服から髪型からヤンキー仕様になっていく。
まだポケベルさえない時代。
センザキくんとは交換日記をしていた。
何を書いていたのか記憶は無いけれど、
『ハンギョドン』の水色の日記帳だった。
彼の部屋に行った時、こたつに一緒に入って彼のアルバムを見
#1 幼少期〜男の子を追いかける私
初めて好きになった男の子は、
幼稚園で同じ天使白組だった。
名前は…覚えていないけれど、
色が黒くて丸顔の男の子だった。
その子をよく追いかけていた記憶だけはある。
ということは、
その子はよく私から逃げていたということで…
私は彼にとって、おそらく相当うっとうしい存在だっただろう…
名前も覚えていないけれど、
なんとかくん、当時はゴメンねっ!
実家からいちばん近い…と言っても歩いて15〜2