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ウルトラマン(1966年)第11話〜第20話まで

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ツブイマで視聴した『ウルトラマン(1966年)』の第11話〜第20話までの感想noteのまとめです。
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記事一覧

ウルトラマン第11話 / 「宇宙から来た暴れん坊」 を見ました。 #ウルトラサブスク

100文字短評 持ち主が思い浮かべた物に変身するという不思議な石のお話。冒頭の子どもたちがケーキを欲しがったり、ピアノを願ったりする下りは微笑ましい。石を盗んだ大人がイタズラに使うというのも子供らしさが感じられ…。 感想 「何でも願い事を3つまで叶えてくれるランプの魔神がいたら何を願う?」 という雑談ネタで有名の、『アラビアンナイト』の『アラジンと魔法のランプ』。 子供の頃の私は真っ先に「願い事を無限にしろ!」と即答する何とも面白みのない少年でした。 ただ、もしも仮に、

ウルトラマン第12話 / 「ミイラの叫び」を見ました。 #ウルトラサブスク

100文字短評 人間の都合で現代に無理やり起こされてしまったミイラとそのパートナー怪獣ドドンゴが人間の都合で倒されるという悲しいお話。ミイラやドドンゴが何か喋れていればシリーズの名作にもなりえたのではないか。 感想 今回はミイラ回。序盤はホラー風味です。 ただ現代はゾンビが市民権ありすぎて、モンスターとしてのミイラってもうほとんど登場しないか、骨董品(レアな雑魚枠)扱いですし、ミイラでホラー、怪獣物というのはどこか時代を感じる所もあります。 物語は、妙に明るく、暗闇が

ウルトラマン第13話 / 「オイルSOS」を見ました。 #ウルトラサブスク

100文字短評 ウルトラマンの炎上回(間違ってはいない)。ペスターめっちゃ可愛い!けど、こんな巨大な怪獣がいままで気付かれずに油田やタンカーを襲うとか無理ないか。石油が食料なのに石油を燃やすとか何をしたいの、この子。 感想 ウルトラマン第13話「オイルSOS」は、爆発!爆発!炎上!炎上!というまさにウルトラマンの炎上回でした。(別に間違ってはいない表現) 中近東で原因不明の油田火災や航行中のタンカーの爆発炎上事件が相次ぐという所から物語は始まります。 原因不明の怪事件

ウルトラマン第14話 / 「真珠貝防衛指令」を見ました。 #ウルトラサブスク

100文字短評 女の執念の回。科特隊の紅一点、フジ隊員が尊く、勇ましい回。生きるために真珠を食べているだけのガマクジラさんがカワイそうとか、そもそも真珠養殖時点で貝さんがカワイそうとかは考えてはいけないのだ…。 感想 科学特捜隊の月給日。 フジ隊員とイデ隊員は、銀座でのショッピング中に真珠の異様な高騰に気付きます。 海流や気候も例年と同じなのに養殖真珠が全滅するという原因不明の高騰です。 やはり原因不明の怪事件には怪獣の姿あり、という王道の流れです。 真珠高騰の原因は

ウルトラマン第15話 / 「恐怖の宇宙線」を見ました。 #ウルトラサブスク

100文字短評 ウルトラマンが子供に超イヤがれる異色回。ウルトラマン&科特隊VS怪獣ガヴァドンというのは見せかけで、本質は、遊びが大好きな子供VS子供心を忘れてしまった大人と言った所かな。ガヴァドンA可愛い。 感想 今回登場する怪獣は音楽怪獣ベートベン……というのは大嘘で、昭和とは思えない異様な可愛さを持った萌え萌え怪獣、もとい二次元怪獣ガヴァドン君です。 なんでも変わった宇宙線だか放射線だかが地球に降り注いで、二次元の物が三次元になるという(怪)現象が起きてこの世に