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東京ベイビーボーイズ9 CONTE LIVE 2021春

東京ベイビーボーイズ9 CONTE LIVE 2021春
3月29日の初日公演に行ってきました。

2020年秋のBB9ライブは配信組だったので、大好きな4組が一気に見られることが何より楽しみでした!

あまり長文を書くのは得意ではないですが、Twitterだとコントの感想が溢れだすのでnoteに書き留めておこうと思います(初note✌️)


⚠️超ネタバレしているので要注意です⚠️

ちなみに、生で見た初日の感想を残したくてまだ配信見てません~



⓪フライデー

賀屋さんのフライデー記事再現コント。
6人の記者が矢継ぎ早に質問していく中、記者役の加賀さんが登場して、記事にはない、相方だからこそ知っている質問をする流れが加賀さんの復帰一発目として美しかった。
加賀さんの代名詞でもあるカメラと一緒に登場させたところにも愛を感じて、面白いのはもちろんだけど胸が一杯になりました。

そのあと岡部さんの結婚に記者たちの関心がうつるところ、笑ったけど世間が話題を消費するスピードがリアルでもあったなぁ。
ちゃんとフライデー記事と同じ格好同じ表情で、丁寧にマスクまで顎にかけてくれる細やかさが好き。笑

フライデータイムは初日だったので焦ってしまい全然いい写真が撮れませんでした😂
この日、仕事のせいで開演2分前に着いたので、菊田さんのアナウンスが聞けなかったことが心残りです😂

①職員室

なんといっても岡部さんの先生役と加賀さんの生徒役が絶品ですね…
学校に漫画を持ってきてしまった加賀くんが岡部先生に一生懸命謝っているところで「そうそう!!こういうの見にきた!!」と、すぐに心掴まれました。

岡部先生が生徒想いの優しい先生だということが十分伝わるからこそ、後半の怒涛のツッコミが活きている気がします。
岡部さんが先生役の学園ドラマ、まだですか…!?

あと何より、岡部先生が自分にとって大切な漫画にハマってくれて(勝手に読まれたけど。笑)自分の夢について真剣に話を聞いてくれることが嬉しくてついつい話し過ぎてしまう加賀くんが本当に中学生のような可愛らしさで愛おしくなりました。

②とあるバー(ザ・マミィ)

マスター酒井さんとシャツネクタイ林田さんが見えた瞬間に心の中で、きたー!!と叫びました。
どういう風に他を登場させるのかなぁと思っていたら、出てきた岡部さんとサイトウさんも言語崩壊してるではありませんか!

え、もしかしてこの流れ「でるのでを出て~」「すぐまっすぐ」の長ゼリフ、サイトウさんが言う…?
が、がんばれ…!!!

と、手に汗握りながら応援していました。
結果はお察しの通りです。笑
それでも変な空気にならず、ただただ面白くなっちゃうのがサイトウさんのすごさだし、私が見る限り間違えたことがない酒井さんのコントに対する真面目さも実感しました。

このコントが始まったときに「キングオブう大」が頭を過った方も多かったのではないかと思います。
私も、う大さんの「酒井さん以外の村人もこの話し方なのかどうなのか、情報を入れたほうがいいのでは」「ラストに緊急事態を起こして盛り上がる展開をつくるといい」というアドバイスを思い出しながら見ていたのですが、見事にアドバイスを取り入れてて感激しました。
さらに、村人全員あの喋り方の中、引越してきたばかりなのに村に異様に適応してる人が混ざってたの最高でした。笑

③サバゲ―

接待ゴルフならぬ、接待サバゲーのコントです。
もうこの設定が分かった時点で、なんとなく流れが見えるのに、いつ「ヒット!」って社員たちが倒れていくのか心待ちにしてる自分がいました。笑
誰も撃ってないのにたけのこニョッキ並みのスピードで倒れていくのなんて笑うしかない。

先が読めたとしてもしっかり笑っちゃうのは演技のうまさと、あと配役の妙な気がします。
特に、接待される社長役の酒井さんが本当にぴったりで、ちょっぴり厳つい柄物が似合う風貌が、サバゲーに興味がある役にめちゃくちゃハマってました。

酒井さんが演じるキャラは、キャラの下地にいつもの酒井さんが透けて見えるところが好き。
この社長もまんまと接待に心揺さぶられてて素直な人だな~と思わず笑っちゃいました。

④花束(かが屋)

セット転換で柱が見えて、喫茶ウィーンだ!とテンションが上がったので、明るくなって見覚えのある花束を持った賀屋さんが現れたときは混乱しました。笑

これぞ本当のコラボ!
コラボなのに無理がなく、きっとなにも知らなくても自然に見られるんじゃないかなぁ。
喫茶ウィーンの設定にかが屋のコントが乗っかったようにも、かが屋のコントの中に喫茶ウィーンのキャラクターがお邪魔してるようにも見えました。

本家よりも賀屋さんのプロポーズを応援している人数が多いからこそ、ハッピーエンドでウィーンに居合わせたみんなが喜んでいる姿が見られてよかった!

誰かが彼女役をやることもできるけど、彼女は透明人間のままなところに、かが屋の美学と、その美学へのリスペクトを感じました。

⑤博士とロボ(ゾフィー)

私がはじめてゾフィーのコントを生で見たのがこのネタで、それこそ「コ、コワレル🤖」と思うほど笑ったので、このネタだと分かった瞬間、席でガッツポーズしそうになりました。(なんとか堪えた!)

新入りの3ロボに注目して見てたのですが、前でのやり取りに顔色ひとつ変えずロボに入りこんでいて、すごい…!と見入ってしまいました。
帰ってパンフを読んだら、対談で上田さんが「これはやっぱり演技対決になりそう」と言っていて、根底に「対決」という意識があるから、馴れ合いにはならないんだな~と改めて思いました。

花束と違ってこっちは”太陽”がご登場!笑
ロボ「オモッテタ ”タイヨウ” ト チガーウ」でめちゃくちゃ笑ったし、新しい展開にわくわくしました。

以前、本家を見たときに、このネタが好きな理由は「冒頭から本当は感情が芽生えてると思うと本当に笑っちゃいそうになるから」と発表していたことを思い出しました。
この4ロボはいつから感情が芽生えてたんですかね🤖🤖🤖🤖?

⑥休憩室(ハナコ)

ハナコはどのネタかな~と思っていたら、生で見てみたかったネタだったので、緑のエプロンが見えた瞬間ニヤけてしまいました。
途中まではハナコバージョンが堪能できて、最後にはたくさん人が増えて2度美味しい。

タチバナさんと一緒(?)にたくさん劇団員が出てきたときのわくわく感ったらない!

本家だと岡部さんの演技がうますぎてタチバナさんに見えてしまうという本筋にそっているけど、大人数だと、話が終わったときに全員が急に解散する様子がもう面白いし、そこでひと悶着起きたりして、3人では出来ないものになっていました。

岡部さんが上田さんに見えるようになった秋山さんが「坊主がちっちゃくなった!」って言ったところで吹き出しました。
私はいつの間にこんなに坊主が好きになってしまったのか…。

オチで、ロッカーに隠れた加賀さんの存在を思い出した秋山さんが扉を開けるんだけど、加賀さんがいなくなってて普通に「えっ?!」と声が出てしまいました。
イリュージョンもやるのかエンターテイナーだな!と感心してたけど、上の階からはハケるところ見えてたみたいですね。笑
その姿もちょっと見たかった😂

⑦3年面接

企業側と求職者側のミスマッチをなくすため3年間毎日面接をして選考を行うコント。
コント作ったことないけど、この設定を思い付いたとき嬉しかっただろうなー!
ミスマッチをなくすため、という理由があるから妙に説得力があるところが好きです。

コブクロの"桜"にのせて、時が経つにつれ最初は気合い十分だった就活生メンバーの人数が減ったり、ライフステージとともに志望動機が変わっていったりするので、ドキュメンタリーを見ているようでもありました。

心の距離が縮まって、先生と生徒のような関係になっていく人事担当者と就活生の過程が見えるのでオチにも納得させられたけど、なんか薄気味悪い。でもそこがいい。

3年間で、就職採用の「手段」だったはずの面接が「目的」になってしまった4人の続きがとても気になります。

⑧コールセンター

暗転中にたくさんの机が並べられる影を見ながら、残り2つか…としんみりしてたのですが、明るくなって全員が横一列の机に着席している舞台を見て、ものすごく興奮しました!超かっこいい…!!

一列に並んだオペレーターたちが、それぞれ電話対応をしているのですが、マネージャー(初日は岡部さん)がよーーく耳を澄ますと、仕事に関係ない電話をしてる人が…😂
そこから波状攻撃みたいにいろんなことが起きて、大笑いしているうちにあっという間に終わってしまいました。笑

このコントの好きなところは、客席にいても誰が居酒屋のまんぷくコースを予約しているのか、ヨギボーを注文しているのか、マネージャーと一緒に耳を澄まして探せるところです。

これが映像で、予約している人の顔がアップになったりしたら探せないし、仕事している周りの声が録音だったら超冷める。
ある程度大人数いないとダメだし、でもガヤガヤしている中で、一人の声だけが引き立つようにするって、演者さんも音響さんも技術が必要そう。

技術と情熱があるBB9ライブだからこそ見られたコントだと思いました。
動きもあんまりないしテレビ映えはしないけど、めちゃくちゃ舞台映えするかっこいいコント、最高でした!

⑨劇団「自転車」

最後に超大作の迷作が爆誕していました…!ドキュメンタリーという噂もある上田さん主宰の劇団の稽古映像から、なにかぶっ飛んだことがはじまるぞ…!とドキドキして見ていました。笑

舞台上に自転車に乗った劇団員が現れた瞬間「誰がこんな設定思いついたんだよ😂!」と心の中で叫びながらも「絶対上田さんじゃん…」って思いました。もう多重人格。

このコントがすごいと思うのは、ボケは一つだけなんですよね。
でもずーっとボケ続けてる。笑
暗転中や板付きのとき、ただの移動でさえも全部が面白くなっちゃう魔法がかけられたみたいでした。

でも不思議なことに、だんだんその状態に慣れてきてふつうに新田くんと小川さんを応援している自分がいました。

最後二人が抱き合うときに自転車ごとぶつかり合ったのですが、あまりの勢いに思わず「あぶないっ!」と声が出ました。笑
その勢いで小川さんが新田くんを押し倒したのですが、二人の大きさが違いすぎて…新田くんが小川さんを押し潰さなくてよかった😂

劇団「自転車」の次回作を楽しみにしています。笑


どのネタも本当に面白くて、ライブ後は満足感と幸福感で満たされました!
テレビコントも面白いけど、ライブはテレビとは別のパワーが出ている気がします。
どちらのパワーも私には必要なので、テレビコントもライブも長く続けていってくれたら嬉しいな~!!

ゾフィー、ハナコ、かが屋、ザ・マミィ、北野さん、スタッフの皆様、最高のライブをありがとうございました!!!!!!!!!

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