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ベタな観光をした5月5日の食事と日記

京都観光8日目。
長旅はペース配分が難しい。前半かなりハイペースであちこち回ってしまったのでだいぶバテ気味。ただ、天候には恵まれ、この日も晴天。

サムネイルの写真の通り、ベタな京都観光をしようと鹿苑寺(金閣)へ。ただし、参観前に近くの蕎麦屋で腹ごしらえした。

名物にしん蕎麦とちりめん山椒ご飯

どこも凄い混雑で、蕎麦屋には開店直後に行ったが30分待ち。店先に掛かっているウェイティングリストの長さを見て諦める人もいた。

鹿苑寺の舎利殿(金閣)

コロナ禍下だった2020年から21年にかけてこけら葺きの屋根の葺き替え工事の為、足場が組まれて舎利殿の姿か見られなかったそうだが、今は何処から見てもピッカピカ。

方丈前の陸舟の松

鹿苑寺は、かつて足利義満が政治を行なった執務場所。没後、遺言に従って寺院になったそうだが、かつての権力の中心地というのは人を惹きつけるものなのだろうか?それとも、単に金箔で輝く分かりやすさが魅力の源泉なのか?世界遺産の箔のお陰なのか…

いまやあまりの人気に、金閣を背景にした集合写真や三脚を使っての撮影は禁止になっている。

ところで、ちょうど、金閣の前で黄色い袈裟を着たタイのお坊さん一行が記念撮影していたのだが、一般人のような前を向いたポーズでは無く、托鉢修行で歩いていたらたまたま金閣の前の道だったという姿で動画撮影していたのが笑えた。明らかに観光旅行に来ているとしか思えなかったが…

なお、タイのお坊さんを見たからではないが、この日の夜はタイ料理にした。

ガパオ・カイダオ
デザートは、クアイ・トート・アイティム(揚げバナナのアイスクリーム添え)とマンゴープリン

デザートは、マニアックにもルークチュープが食べたかったのだがさすがに無かったのでマンゴープリンにした。マンゴープリンは中身が凄い充実しており、プリンが見えないくらい色々なもので覆い尽くされていた。チアシード、バームシード、タピオカ大小2種、ココナッツミルク、マンゴーピューレ等々。

観光の方は、金閣寺町まで来たら龍安寺の石庭だけは見ておかないと思い徒歩で移動。仁和寺はまた今度にした。

ここからだとなんとか15個の石が全て見える

どこから眺めても全ての石を見ることが出来ないと言われる絶妙な配置の石庭の石。知っていれば、見える場所もなくはないが、影に隠れて前の石と一体化しており見分けることは困難だ。

石庭に面した本堂の襖絵は細川元首相の手による雲龍図

個人的には、特別公開中だったこの雲龍図を見られたのが最も良かった。真の芸術家は、ここまで多芸に秀でるものなのかと、驚嘆しかない。

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