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薪を割り放題だった4月23日の食事と日記

週末はしっかり休まなければと思いながら、「薪割り放題」という名の、無償労働をした。3月に予定していた薪割り体験のエコツアーが雨天で流れ、大量の「割られていない木材」を放置されており、梅雨前までに割らなくてはならなくなったのである。

前日、大量に摂取したアルコールを分解するのに体力を使い切っており、胃腸の調子が、残されているライフポイントを示していた。

とはいえ、腹が減っては何もできないので、薪割りに行く前に腹ごしらえ

白米に、煮卵、キムチ、納豆、もつ煮、味噌汁

現地でメスティン炊飯できるよう、無洗米と水を持参。あとミニレトルトカレーを持って行った。

メスティン炊飯、レトルトカレー、摘み立てのセリ

炊飯は30分くらい時間がかかるので、薪割りの途中でアルコールストーブをセット。カレー以外のおかずは、写真に写っていないが、サバと鰆。食べていると、すぐに蝿が匂いを嗅ぎつけて飛んで来た。菜っ葉は、現場で摘んだセリ。

夜は、白米に、鶏肉とレンコンのシャキシャキ団子、人参とごぼうのきんぴら、トマトとレタスのサラダ、卵豆腐、しめじの味噌汁、一語、サフラン紅茶


いま、里山は、カシノナガキクイムシによるナラ枯れの被害が酷く、倒木による下敷き事故を防ぐ為に、枯れた楢を適宜伐採している。伐採後もシートをかぶせ薬による燻蒸や、切断して内部を乾燥させることにより幼虫が育成できる環境を無くし、被害の拡大を防ごうとしているが、大量に伐採された木材の処分に困っている。

今回、焚きつけ用の薪としてヒノキ、熾火用の薪としてコナラやサクラ、ミズナラなどを割ったが、立ち枯れたナラの巨木は傷みも激しく薪としては使い勝手が悪い。最後にいくつか割ってみたが半分腐っていて菌糸が回っており扱いが大変だった。

いまや良い薪は高級品で、市価は一束数千円するそうだ(殆ど搬出、運搬コスト)。ここでは現地調達出来るのでタダ当然(自分の労力はかかるが)。薪暖炉のある生活には憧れるが、薪を割るだけでも身体はバキバキ。化石燃料や電気の利便性に甘やかされた現代人には薪の火で生きて行こうとするのはタフなことだが、どこまで自分の生活の中に組み込むことが出来るかは、今後の人生でチャレンジしていきたい。

これで樹齢60年のヒノキ

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