人が自分に冷たく感じるのは自分が人に冷たいからかもしれない
他人の態度をみて、何だかつれないなあ、と感じることはないだろううか?
まるで冷たい空気に触れたみたいに、こっちまで緊張してしまう。
オンラインだと、あまり気にしなくても済むのだが、オフィス内で近くの席から同じ会議に参加しているにも関わらず、終わった後や、近くを通った時に何も声が掛からないと何とも、寂しい感じがする。
オフィスと在宅勤務のハイブリッドワークが当たり前になった現在、こんなことがあると、オフィスまで来た意味はなんだったのだろうと思う。
しかし、ちょっと待って欲しい。
相手がたまたま考え事をしていたのかも知れないし、ちょうど別件で急いでいたのかも知れない。こちらの作業を中断させてるのは悪いと思って声を掛けなかったのかもしれない。
むしろ、こっちの方が、眉間にしわを寄せて画面に向かってキーボードをカチカチ叩いていて、相手から、忙しそうに見えたのかも知れない。
オフィス内では、基本、マスク越しの会話。話していない時は、息がしやすいように、マスクをずらしたり、片耳に掛けた状態にしている人もいるが、外したまましゃべるのはNGだ。
だからこそ、少し無遠慮なくらいに、声がけしたり、何気ない会話をすることが重要だ。
「やっぱり明日は雪ふるのかな?」とか天気の話でもいいし、「先ほどメールした件だけど」と敢えて、リマインドするのもありだ。
生の声が響き合うオフィスに集まって言葉を掛け合う意味は、自分が思っているのよりもずっと大きい。毎日通勤しなくてもいいだろうが、毎日リモートワークでは、何かが足りなくなる。大丈夫な業種もあるのかもしれないが、対人コミュニケ―ション能力こそが生命線の職種は多いだろう。
人と会ってナンボ、話してみてナンボである。
とはいえ、内向的な私には、正直、向いていないのだが。。。