見出し画像

加藤泉展を見て感じたこと

先週の水曜日、夜間開業している原美術館に行った

画像1

向かう途中、激混みの地下鉄内で濡れたカバンを抱える人を見て、今日は雨が降っていたのを思い出した

画像2

雨に濡れて、駅から距離のある美術館に、こんな天気の日に行くことにしてしまったことを、少し後悔しながら美術館に辿り着くと

画像3

雨に濡れながら戸外の作品達が待っていました

画像4

しばらく何を感じたら良いのか分からないまま

画像5

他に誰もいない美術館で、ひたすら作品達と向き合っていた

画像6

館内をしばらくウロウロしていると、少しずつ感受性に変化が現れた

画像7

誰もいないはずなのに、たくさんの存在に囲まれているのをはっきりと感じた

画像8

最初に見た時は、何とも言えない違和感しかなかったのに

画像9

二巡目に入ると、もう慣れていた

画像10

あなたはだあれ?

画像11

どこから来たの?

画像12

両手が鎖で繋がっているのはどういうこと?

画像13

ああ、そう言う事ですね。聞くだけ野暮でした

画像14

お母さんすいません。

画像15

苦労されて来たんですね…

画像16

やっぱり人生は自分の手で漕いで行くしか無いですよね

画像17

時にはこんな感じの時もあるし

画像18

こうしたい時もあるけど

画像19

小さい時のことを思い出したり

画像20

石を見てご先祖様を思い出したりしながら

画像21

地に着いていない人生は、長続きしないことを悟ったりして

画像22

人生は、色々な人と関わっていることを忘れちゃいけないなんてことを学んで行く

画像23

自分の人格が統合出来ていられて当たり前だなんて思ってたりしていないよね?

画像24

毎日、ちゃんと自分の顔、見てる?

画像25

鏡に映っているのは自分の顔じゃないよ

画像26

本物は反対向きだって忘れてない?

画像27

ちゃんと外も見てる?

画像28

人って昼と夜とで別人だよ

画像29

自分は手を汚してないとか思っていないよね

画像30

考えるんじゃなくて、じっくりゆっくり何度も色々な角度から見ればわかること

画像31

それはある時カミナリに打たれたみたいに分かる

画像32

人の顔って実はちゃんと見ていないってことや

画像33

自分が考えたことなんて、頭の中をミミズが走っていただけくらいなことなんだって

画像34

何も考えずに、是非、行ってみてくださいな

https://www.haramuseum.or.jp/jp/hara/exhibition/701/

きっと、行った後しばらく経って、なんだか懐かしいものに出逢った気持ちになれるかも知れませんし、何かを抉られたように感じるかも知れません

画像35

雨の日の美術館巡りも悪くない