大手町の森 Ootemori
東京の金融街である大手町に森林があるのをご存知でしょうか?
OOTEMORIと名付けられていますが、
エスカレーターを上がったところに、本当にもともとあったような森林が復元されています。
都心における緑地整備事業の一環ですが、整備当初100種程度だった植生は、
今や300種を超えているそうです。
植生が豊かになった理由は、皇居の原始林
木々を伝って、鳥たちが種子を皇居から運んで来るくれるからこそなのですね。
ビル近くの木々が、もともとの自然を感じさせてくれるのは、単にそれらしく木を植えたからではないと知り、
大手町の森を通る度に、皇居に原始の自然が残されていることの、目には見えない大きな価値を感じます。