上手な歳の取り方
東大の研究所が、老後、健康状態がどうなるのか60歳の男女約6,000人を30年に渡って追跡調査した結果が興味深かった。
ハイライトは以下のグラフ。
男女別のパターンの差も興味深いが、パターン別の割合の違いも注目点だろう。
自立して生きていけるかという点に着目すると、パターン別に見た差が、爺さんではピンピンころりの一割を除くと15年、婆さんでは20年も差がある。大多数は健康な側だが、早く老けてしまった人との落差が凄い。定年まで指を折って数えられるくらいになって来ると、今からでも何が出来るのか真剣に考えてしまう。
更に詳しい解説は、私が愛読しているニッセイ基礎研究所が出しているメルマガ(リンク先の記事)に譲りたいが、近所を見ていて、自分の体感値と一致しているだろうか?
年を重ねると健康状態はどう変化するのか? |ニッセイ基礎研究所 (nli-research.co.jp)
いずれにせよ、働き過ぎは本当に良くない。旨いものを自分で作って食べ、さっさと寝るに限る。元気なら、無理のない範囲で自分が本当に好きなことをしよう。自由な時間は、与えられるものではなく、自から創り出すものだ。