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都美セレクショングループ展2019に行って来ました

隣りで入館待ちの大行列を作っているクリムト展を横目に、東京都美術館で開催中の「都美セレクショングループ展2019」を見てきました。

3つのギャラリーを借り切っての大掛かりな展示で、個人的には、どれも衝撃を受けました。

最初に見たのが机にハマった人型の展示。作成されたご本人の代わりになんだそうです。ご本人から伺いました。

壁の高さ程ある抽象画。3枚展示されていました。色の配置といい形といい、見る人に何かを感じさせる表現が凄いです。

私が気に入った絵のうちの一枚

こちらは砂鉄で描かれた絵

作成過程を解説頂いてから間近で見て驚きました。

この光、そして柵の向こう側

全て加工処理された人の顔です

日独伊親善図書

歴史の授業で習った日独伊三国同盟が現実の過去として迫って来ました。

箱を開けるまでの経緯がビデオで流れていました。

しばらくそこに立ち尽くしていました。

光の向こうに私たちは何を感じて生きて行くのでしょうか?

漠然とした問いが心の中でグルグルと回り始めました。

強烈なパフォーマンスもみました。鳴り止まない拍手。見た人達のアートに接した後の生き生きとした顔が印象を更に深いものにしてくれました。

一期一会な企画展示と思います。もちろんご紹介したのはほんの一部。きっとクリムト展よりも面白いし感じるものがあると思いますよ。