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【タイ】サンクラブリー訪問記(1)

1年前にバンコクで発行されている日本語雑誌でサンクラブリーが取り上げられているのを見て、いつか行って見たいなあと思っていたのだが、運命に導かれるようにやって来ることになった。

訪れた目的は、少数民族の孤児や親が子育て出来ない子供達の学校兼寄宿舎でのお手伝い。まあ、ボランティアとでも言うのでしょうか?

学校校舎は、事情があって臨時の場所ですがこんな感じ。正直、雨風を凌ぐ程度の造りです

始業前の朝の儀式です。

先生達は怖いです。タイでは先生は厳しく、体罰も当たり前。習ったことを覚えてないと叩かれるそうです。体罰オーケーだった昔の日本の雰囲気でしょうか?

この学校ではそんなことはありませんが、先生は厳しい表情で生徒に当たるのが当たり前。ある意味アジア的ですかね。

1年生のタイ語のクラスです。先生がタイ語で色を言って、子供達はカルタのように早い者勝ちで取ります。

こちらは絵本を使った5年生向けの英語の授業の様子。前置詞の使い方と、簡単なフォニックス(文字の読み方のルール)を教えています。

先生同士のミーティング。英語の新しい教授法について議論しているところです。

自由学習の時間。自分で決めたことをインターネットを使って学習しています。この女の子たちは、絵の題材を調べているそうです。

絵の書き方を動画で見ながら真似している子もいます。

この子達は、自分で歌えるタイ語の歌を調べています。

廃品を使って、おもちゃ作り。割り箸鉄砲は、私が作り方を指導しました。ここで遊んでいるとゴミを漁っている風に見えてしまいますが、土に戻せないプラゴミ置き場の横でたまたま作業しているだけです。

大きい男の子の中には夢中になって作り方を覚えた割り箸鉄砲を改造していました。

ごはんの時間です。昼ごはんだけは勉強があるので、先生が作ってくれますが、

夜と朝ごはんは子供たちだけで作ります。

それでも支度が終えれば、外で目一杯遊びます

タイ国旗を持って行進!でも、親がミャンマーから来た少数民族(モーン族やカレン族)なので、タイ国籍は持っていません。移動も通行証を発行して貰った上で、カンチャナブリまでしか行くことが出来ません

竹があったので、何か作ろうかなと思っていると

こんな感じで本が乱雑に平積みされていたので、本棚を作ることにしました。

下の段は本を縦置きにし、上の段で本を広げて見られるようにしました。下の段は、竹の上に木の板を載せています。

臨時校舎の周りにはあまり遊べるところがないのですが、小さなサッカー場はあります。問題なのは、雨季でぬかるんで使えないのと

晴れてもゴールポストの後ろに牛がいること。間違えてボールを当てて怒らせないようにね〜

(2)に続く