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ピアノの響きで目を覚ます

昨日、何十年振りかでピアノの鍵盤を触った。

教室に通ったものの、他の兄弟が弾けるようになっている中、自分ひとり、楽譜すら読めないまま終わったため、楽器については、まったくセンスがないものと思っていたが、単なる思い込みで、学び方が自分に合っていなかっただけかもしれない。

翌日の朝型、作曲している自分を夢に見ながら目が覚めた。単純なメロディーだったが、恐らく自分のオリジナルのはずだ。

音楽には2種類あると聞いたことがある。

1つは誰かが創った曲を演奏する音楽で、もう1つは自分の感情を表現するための音楽だ。端的にいうと、クラシックは前者で、ジャズは後者らしい。

もちろん、どんなジャンルの音楽であれ、両方の側面があるだろう。ただ、私の場合、音楽については、極端に後者寄りなのかもしれない。カラオケが好きになれない理由もそこにあるのだろう。

正月に書いた「今年の願い事12」からは外していたが、候補だった「ダンスか楽器を習う」への前振りにはなった。どういう形であれ、願い事の筆頭に挙げた「自分の中のアーティストを育む」ための時間は、これからも確保していこうと思う。

取り壊したタイのゲストハウスにあったグランドピアノ