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2023年のやったことベスト10

願い事の振り返りはしてみたが、今年1年間、何をしたのかを振り返るチャンスは今日をおいてベストない日はないので、思いつくままに、ベスト10を挙げてみた。

1.地元の駅伝に参加した

ご近所に住んでいる次女の幼馴染が箱根駅伝に出場しアンカーで走って優勝したのに触発され、3月上旬に開催される地元の駅伝大会への参加を決意。メンバーを集め、ほぼ毎日走って、走れる距離やスピードを上げていった。ランナーのメッカ、皇居周回コースを昼夜走って、何人もの若い人たちに抜かれながら、大事なのは「昨日の自分よりも良くなっていることだ」と自分自身に言い聞かせていた。

2.希望の部署に異動した

12月に実施された職場の組織変更のタイミングで、希望していた部署に異動した。全く尊敬出来ない再雇用の先輩にも頭を下げ、年下の上司にもアピールし、普段会話しない偉い人とも出来るだけコミュニケーションを取るようにしていたら、思い通りになった。世の中、そういうものかも知れない。

3.マインドフルネスで心身ともに元気になった

1年前(2022年12月)、コロナ禍の途中から開始したカウンセリング診療を終え、行動認知療法(CBT)の考えに沿った一連の認知改善が完了。でも、それだけでは、認知の歪みが矯正されただけで限界を感じていたところ、知人が始めたマインドフルネス講座を妻が発見。参加してみたところ、セルフイメージが爆上がりして、心身の調子が加速度的に改善した。

4.旧交を温めた

気持ちが前向きになってきたところに、コロナ禍前からの友人との飲み会(自分は飲まないが)も増え、交流をお酒なしで気負わずに楽しめるようになってきた。今年最後には、ジビエの会にも参加し、素晴らしい体験ができた。

5.アート巡りを復活出来た

コロナ禍前ほど頻繁にはアート巡り出来なかったものの、60回以上は美術館に行くことが出来た。在宅勤務で都内に行く機会は減ったが、東京では、次々と美術館やギャラリーがリニューアルし、見切れないほどの企画展が開催される。夜間開館の復活は少しずつだが、フレックスタイム制になったので、早めに退社してアートライフを堪能出来た。

6.ボランティア活動に精を出した

やり過ぎ感はあったが、3つのボランティア団体に所属し、年40回、様々なボランティア活動に参加した。地域でのスポーツイベント企画・運営、里山保存活動、エコツアー運営、自然観察会、地元小学生向け稲刈り・林業体験等。運営側の教育研修も受け、刈払い機講習、食品衛生安全講習、救急安全講習(AEDの使い方講習)など、知識もアップデートした。

7.たくさん国内旅行した

コロナ禍のさなか、パスポートの期限が切れたのだがそのままにしている。パスポートも持っていない商社マンってなんだよ、とは思うが、パスポートは取ろうと思えば即日取れるので、海外に行く用事が出来てから所得しても遅くない。円安に加齢もあって、海外旅行が体力的にも金銭的にもキツく感じられるようなり、コロナ明けからは、国内旅行の気楽さに目覚めた感じだ。数えてみると、今年は21日も旅行していた。

8.海外の友人・知人とリアルに会った

友人、知人が、日本の開国を待ちわびていたかのように、次々と来日してくれた。その度に都内を観光したり、一緒に食事したりと、旅行未満の非日常を楽しむ機会が増えた。ノルウェー人4人6日、アメリカ人4人6日、バングラデシュ人6人2日。仕事絡みでも、シンガポール人1人2日、タイ人1人1日。
仕事でもプライベートでもオンラインで済まセル時代たが、人とリアルに会って、一緒に長い時間食事しながら、あれこれ語らうことの大事さを改めて感じた2023年だった。

9.料理の腕を上げた

出社日は、ほぼ日で弁当作りをしたこともあってか、だんだんと作れる料理の種類が増え、食事の支度にかかる時間も短くなった。
段取りが良くないと、掛かる時間とコストがいくらでも増えてしまうのが家事だと思うが、その中でも食事は、調理に至るまでのメニュー作りと食材管理を含め、計画性と段取り力が求められる高度なタスクだ。しかも忙しい時はうまく手を抜いて、疲れ過ぎないようにすることも大事だし、とにかくエンドレス。
料理の腕前は、妻の足元にも及ばないが、基礎的な家事能力が上がってきたことで、食事当番になっても掛かる時間やストレスは格段に減った。
ちなみに、料理の腕や家事能力と、毎回、食事の記録を取るマメさとの間に関係はない(と思う)。

10.本や雑誌を紙で読んだ

愛読している雑誌も、電子版を利用していたが、結局、紙に戻した(実際には電子版とのハイブリッドだが)。ハードカバー本は値段も高いので図書館も活用しつつ、文庫本は再び紙の本を書店で買って読むようになった。
なんだかんだ言って、紙に印刷されることを前提に作られたコンテンツは、やっぱり紙で読まないと頭に入って来ない。理由は良くわからないが経験上そうなのだ。
スマホで読もうと思ってもオンラインゲームの誘惑があり、画面上に表示される各種通知にも邪魔されるし、レイアウト的にスマホで読むのは辛いシコンテンツも多い。タブレット端末上なら良さそうなものだが、画面が広い分、明る過ぎるせいか長時間集中出来ない上に、アプリを開くと広告案内等もあり、気が付くと関係ないことに時間を浪費している。まっすぐ読書体験に入れないことが多く、読み始められてもコンテンツに没入出来ないことが多いのだ。
漫画については、場所を取るので、電子版で買ったものが溜まったままだ。忙しさもあって、毎回たくさんある電子本棚から、目的のものをいちいち選んで開く機になれない(というか見つけられないくらい溜まっている)。
紙の漫画のレンタルも試してみたが黄ばんでいるし、漫画コーナー付きの施設のものは綺麗だが頻繁には行けないので、結局、読みたい時に気軽に読めない。
保管場所の問題は出てしまうが、読み終わったら売却処分することを前提に、やはり新刊を買って読む方が、体験価値的にも高くなると思っている(その方が出版業界も元気になるしね)。