総合商社の片隅から(10):ビジネススキルとしての語学力とは
前回は、商社マンに求められる語学力について触れてみた。意外に思われる方も多いかも知れないが、総合商社で働く商社マンの中でも英語習得に苦労している人は多く、劣等感を感じている人が多いのが実状である。ところが、実のところ語学コンプレックスがあるくらいの方が仕事や出世で成功を収めているケースが多く、語学力とビジネス力が反比例しているのではないかと疑われる。(もっとも反比例といっても、何らかの統計値に基づくものではないので、個人的な直観に過ぎないと言われれば、その通りなのだが。)