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参加作品のご紹介⑬ #あなたへの手紙コンテスト

 先月募集しました #あなたへの手紙コンテスト 、全部で100作品の素敵なお手紙やエッセイ・小説をお預かりしました。ご参加いただいた作品は、マガジンにピックした後に、すべてTwitterにて帯をつけてシェアしています。Twitterは使わないという方や、いろんな作品をまとめて読みたいという方にも楽しんでいただけたらうれしいので、noteでも順にご紹介していきますね。

 

 

No.61 ■ 時間を贈る。

 

 1ヶ月に1回、文通相手のあんりさんから封筒が届くと、はさみでそっと縁を切って開封します。幸せって何なんだろう? あんりさんのその問いには、すぐに返事ができませんでした。「私」はその問いをパン生地のように膨らませて・・・。アナログな手紙の良さを再確認できる温かい小説です。

 

 

No.62 ■ あなたへ

 

 よく知りもしない「あなた」へ「私」は手紙を書いています。冷え込む朝の孤独をひとり語りしたり、あなたを心配してみたり。どうしても あなたにだけは押しつけがましくなるのです。それには理由があって・・・。受容への願望と、美しいことばで綴られた情景描写がいとおしいお手紙です。

 

 

No.63 ■ 手紙のゆくえ

 

 1通目の参加作品「燃ゆる手紙」の宛先の「君」との、後日談を含むエッセイです。ひとさんは、君に声をかけようか、君が口をひらくのを待とうかと悩みます。炎上する側・させる側の心理を考察したうえで、ひとさんが考える「双方に必要なもの」とは、いったい・・・?

 

 

No.64 ■ くしゃくしゃの母からの手紙

 

 下宿に母から届いた荷物には、野菜やメロンやお菓子といっしょに、簡単には見つけられない手紙が入っていました。募る母への嫌悪感。でも、友人のことばによって、母からの手紙の受けとめかたは徐々に変化していって・・・。心のかさぶたがぽろりと落ちるようなエッセイです。

 

 

No.65 ■ 三上先生

 

 数学担当の三上先生はちょっと変わった先生で、よく生徒たちから小馬鹿にされていました。ある日「私」は、試験の後で先生に質問にいきます。そのとき先生のくれたことばに私は感動して・・・。もう伝える術はないけれど伝えたい想いを綴った、先生へのお手紙です。

 


 

 

 

お楽しみいただけましたでしょうか?
11月は奇数日の20時に、5作品ずつ公開しています。
続きはまた次回にお送りしますので、どうぞお楽しみに。

 

 

ここまで読んでくれたんですね! ありがとう!