参加作品のご紹介⑮ #あなたへの手紙コンテスト
先月募集しました #あなたへの手紙コンテスト 、全部で100作品の素敵なお手紙やエッセイ・小説をお預かりしました。ご参加いただいた作品は、マガジンにピックした後に、すべてTwitterにて帯をつけてシェアしています。Twitterは使わないという方や、いろんな作品をまとめて読みたいという方にも楽しんでいただけたらうれしいので、noteでも順にご紹介していきますね。
No.71 ■ あの時貴女は
開こうと思いながらも、ずっと開けずにいる封書。それは5年前に友人から受け取った手紙でした。出会いから4ヶ月のあの日、彼女は涙ながらにとつとつと、とてもデリケートな話題を語りはじめて・・・。そこにたしかにあった光を、ていねいに見つめたエッセイです。
No.72 ■ あの日の停車場で手渡したい
決して会うことはできないけれど、幼い頃から会いたくて仕方がなかったおじいちゃん。シベリア抑留から無事に還ってきてくれた彼に、「私」はお手紙を書きます。その手紙を手渡したい特別な場所とは・・・? あの時代を生き抜いた彼に思いを寄せる、時をつなぐエッセイです。
No.73 ■ 弟よ、結婚祝いはルンバがいいと思うんだが。
読みたい漫画を探しに久しぶりに弟の部屋へ入ったら、2段ベッドのこども部屋でいっしょにいた昔とは、ずいぶん様子が違っていました。弟とのこれまでの時間を振り返りつつ、彼の新たな門出を祝います。軽妙な語り口で笑いを織りまぜながらも、どこかほろりとする温かいお手紙です。
No.74 ■ 25年と364日〔ベイブルース河本へ〕
25年と364日。それは「あんた」の生きた時間。どっちかといえば敵だったはずなのに、あんたの訃報を聞いたとき、「私」は何かの間違いだと思った。いえ、そう思いたかったのです。夭折したベイブルース河本へ。絞り出すように呼びかける、鮮烈な魂のお手紙です。
No.75 ■ ほんとうにやさしいのは
ついつい怒ってしまうけれど、ついつい尋ねてしまうことがあるんです。「あなた」の気持ちは知っているけれど、何度でも聞きたくなってしまうから・・・。しゃがんで目線を合わせて、微笑みながらそっと語りかける、やさしいお手紙です。
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お楽しみいただけましたでしょうか?
11月は奇数日の20時に、5作品ずつ公開しています。
続きはまた次回にお送りしますので、どうぞお楽しみに。
ここまで読んでくれたんですね! ありがとう!