マカロニえんぴつ、無料配信ワンマンを終えて

マカロニえんぴつの配信ライブが終了しました。
「アンコールがあるのでは」と思い凄まじいチャットが流れるYoutubeを切れないまま、気持ちの再放送をするべく書いています。

マカロニえんぴつに対してこんなに言語化するのは最初で最後になると思うので、今持っている感情はすべて盛り込みたいなと思っています。恥ずかしいけどお付き合いください。

その前にまずは自己紹介。
はじめまして、今年2月下旬に知人から「こんなの好きそう」と教えてもらったマカロニえんぴつ、LINEミュージックで人気1位だった「ブルーベリー・ナイツ」にドはまりし、その後も「STAY with ME」や「トリコになれ」を浴びるように聞き続けて今に至るはっとりさんと同い年の会社員です。

さて、9月3日、配信生ライブをやると決定してからGoogleカレンダーに予定を入れ、リンクをメモし、残業をしないよう予定を組み、完璧な布陣で挑んだ当日。

最初は「レモンパイ」かなぁなんて悠長に構えていたらキーボードの音、「hope」。
開幕重くない?この配信、本気だ…!

エモ…と思っているうちに「遠心」。
このライブ中、ずっとTwitterで”#マカえん配信ワンマン”を追っていたわけだけど、このころには、間に合ったーとかコメントも増えて、オンラインだけどみんなで見ている気持ちになってきた。
マカえんはみんなコーラスするからいいよね…うんうん…

若干の切ない気持ちになってしまった中で「トリコになれ」へノンストップで移行。もうこの時点で神セトリ過ぎてリリースした全曲やるんちゃうん?と錯覚に陥る。
言わずもがな、トリコなのでもうツイートすることも忘れて見入ってました。
このあたりからはっとりさんの歌い方にも力が入るというか、アレンジが効いてきたような印象。

ここからは予想なのだけれど、観客のいない会場でモチベーションも上がりづらいだろうに、中でもみんなが笑顔で、とにかく元気に音楽を楽しんでいたように見えるのは、率先して楽しんでいる姿をファンに見せるよう裏で約束してたんじゃないかなって。
配信は距離を感じる悲しいことではなく、この時間を楽しもうよと、本人たちが示してくれていたような気がする。

その通りに、この時点で身体は「トリコになれ」のPVに出てくる女の子、正確にはダンシングフラワーの如く左右に揺れていました。

あの、「溶けない」の位置にはびっくりしましたね。タイアップでかなり注力している楽曲だからこそ終盤にもっていくと思っていたから、あれ、もう終わりなのか…とちょっと焦った。ちなみにライブ開始してから約30分。

無料だから短いかーそんなもんかー。
と思ってたらめちゃかっこいいギター聞こえてくきて、楽しませの天才かよ。

ちなみに私、はっとりさんになりたすぎて1週間前にギター教室に入会しました(ガチ)

で、来ました。一生一番好きな音楽「ブルーベリー・ナイツ」。
好きなのよ、当時よくない恋愛をしていた頃の心の逃げ場にしていた曲だから。
でも歌詞と1つ違うのは、「そんな自分は好きじゃなかった」ということ。
はっとりさんが何かのインタビューで答えていた、曲の解釈は好きにしていい、との言葉が救いで、状況によって傷口に塩を塗られるような気分になったり、優しく寄り添ってくれたり、そんな私の心のよりどころになっていたような1曲です。

さて、苦しい恋愛の次は「恋人ごっこ」です。
はい、完全に失恋しました。
でも、次に踏み出せるような、そんな感じがしますね。
と言いつつ、このセトリは流石に胸が締め付けられるので、気づいたら体育座りで聞いてました。
これが、配信ライブの利点…!

この後、曲終わりにMC入ったから泣かずに済みました。
よかったよかった。

でで、グランドピアノ!!!!!
もさることながら、円形のポジションが何とも言えない。こんなん、いいじゃん。
この時点でドリンク何回お替りしたことか(訳:610円のスパチャ連打)

「ハートロッカー」も大好きなの。知ったの最近だけど、日に10万回は聞いてるんじゃないか。
でも、めちゃめちゃ物申したい。

「言葉にしなきゃ今すぐに」の時ははっとりさんを抜かなきゃ!!!
頼みますよスイッチャーさん。
ギャーギャー言ってますが、今回のライブで1番よかった曲です。
何がいいってメンバー間が最高に楽しそうだった。
後に「集まって演奏してるときよかった(意訳)」ってはっとりさんも言ってたしね。

で、ドラム。の間にメンバーがちゃんとポジションに入っている流れも最高にきれいだった。
もちろんドラムが凄すぎてそんなの後から気付いたのだけど。

からの「愛のレンタル」。もうこんなの消えてなくなるくらい身体が音になりました。
好きです。歌ってくれてありがとう。
いまだにこの歌詞をアイドルに歌わせた意図が分からなくて、愛のレンタルなんて、触れちゃいけないところじゃないの?って。解読した方、だれか教えて。

もうさ、お次の曲は全マカロニファンがマッシュになりました。
「洗濯機と君とラヂオ」いいよね、別れを対比させながら出会いを歌ってるところ。明るい。
もちろん、画面の向こうで手を上げました。
ええ、このころにはツイートする暇なんてありません。
どこに行った、私の「#マカえん配信ワンマン」をトレンドに上げよう作戦。

いいよね、みんなコーラスするの(2回目)


さていよいよライブも終盤。この後、大号泣することになります。

「大丈夫、馬鹿にされても信じろよ、大丈夫、自分が好きだから大丈夫、全然大丈夫。」


8年間のニューカマーの中で自分で自分を励ましながら、その姿でファンにもその姿勢を見せる、こんなマカロニえんぴつが好きなのだと、大好きなのだと確信しました。
すぐに他者に救いを求めてしまう自分を恥じながら、それでもマカロニえんぴつの姿に癒されている自分も大好きなのだと、一生マカロニえんぴつのグッドミュージックを聞いていたいと、強く強く思いました。

「ヤングアダルト」、最初は”手首から涙がこぼれないように”なんて、中二病くさい歌詞が恥ずかしい、なんて小馬鹿にしていたこともあったけど、こんな曲が必要な日もある。そんな時に寄り添ってくれるのだと、今になって沁みるように。

その後のメジャーデビューのお話。
おめでとうございます。
ファンの中でもとっても新参な私はこの件について語れないので、一つだけ。
沢山の名曲への愛は変わりません。

ラスト1曲、「OKKAKE」もよかったよね。もちろん追っかけます。もうとっくにトリコですもの。

こうして終了した配信無料ワンマンライブ。
手拍子やアンコールが出来ないので、それはそれで寂しかったのだけれど、画面越しに大きく映るメンバーや、目線が合ったときの心臓の高鳴りを感じると、配信ライブも悪くないな、と感じました。
それでもライブに行きたいけどね。

さて、最後に大好きな「STAY with ME」について少しだけ。
冒頭にも書きましたが、この曲が1、2を争うほど大好きです。
PVも擦り切れんばかりに見ました。Youtubeの広告付けてくれたら多大なる収入をご提供できるのではと思うくらい見ています。

そのPVの中に出てくる「すべての出来事は、言葉にできる」がずっと引っかかっていて、それ本当なの、と疑念を抱いています。
きっとそれを証明してくれるのがマカロニえんぴつで、グッドミュージックに乗せて歌ってくれるのかもしれません。これも絶望の中にある希望の一種なのかしら。

とにかく、力強く叱咤してくれるこの曲が大好きです。
セミアコのギターが登場した時点で歌ってくれることを期待したんだけど、それはまた今度のライブまで楽しみに取っておきます、歌ってくださいね。

つまるところ、マカロニえんぴつの平凡な日常の少しの変化や雰囲気を感じて悲しげに歌うところ、必要な時に寄り添ってくれるところ、その柔軟で寛容なところが好きなんだと、知れば知るほどマカロニえんぴつを好きになっていって、たまらないほどとりこになりました。


執筆始めて1時間半、3000文字超。
つたない文章お読みいただきありがとうございました。

このような状況でも前を向いてライブをしてくださったスタッフの方々、
このままでいいとは思っていないと力強く明言してくれたマカロニえんぴつ、
本当に本当にありがとうございました。

ずっとずっととりこでいさせてください。

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