前歯の審美修復

上の写真を見て、どこを修復したかわかりますか？

術前です。向かって右上の真ん中から2番目です。保険の修復物の不適合を主訴でいらっしゃいました。

外した直後。全て保険で処置されていたため、銀化合物の修復物のイオン化による健全組織の黒変が認められます。

セラミック修復をご希望でしたので、この黒いとこは全てなくしておかないと最終修復物の色に悪影響が出ることを説明し、除去することになりました。

除去し、歯冠色に近似した素材とファイバーポストで土台(コア)を製作しました。

最終修復物セット後です。患者さんも相当ビックリして大喜びでした。ここまで変わると他の銀色も気になってきてしまうそうです。

《かかった費用》

コア…………………………………………………………………………………………………¥17,600

ジルコニアクラウン…………………………………………………………………………¥136,800

合計………………………………………………………………………………………………¥154,400

《注意事項と考えられるリスク》

①治療後、痛みや違和感、出血、腫れ、麻痺などが出る事があります。
②強い衝撃を与えると、被せ物が欠けたり割れたり、外れたりする事があります。
③必ずしもご希望通りの見た目にならない事があります。
④治療に際して、根の治療が必要になる場合があります。
⑤根の治療を行った場合、腫脹や出血、痛みなどを生じる事があります。
⑥被せ物をかぶせた後に根の病気が再発した場合、被せ物を外さなければならない事があります。（外した被せ物の再利用は多くの場合、出来ません）
⑦麻酔を行った場合、腫れやむくみを生じる事があります。