社会不適合者という栄誉 (芥#3)
written by 芥田ほこり
▶ 社会不適合者としての自覚
突然だが僕は社会不適合者だ。
僕に気を遣ってかそれとも僕のことをちゃんと見ていないだけなのか「そんなことは無いよ」と言ってくれる人も一定数はいるけれど、面と向かって「そういうところは社会不適合者だね」と指摘してくれる正直な人も何人かいる。もとより、指摘があろうがなかろうが自分自身が社会にフィットしているという感覚が全くないので、社会不適合者なのはほとんど間違いないと自分でも思う。集団に属すればいつも周りに迷惑を