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その場しのぎ占星術:火星おひつじ座編

なにかをやりたい、変えたい、終わらせたい。
そんな気持ちや考えがあっても、なかなか行動に移せない…。そんなことはありませんか?
私はあります。「そろそろなにかしらの占い記事を書かないと、世界から存在を忘れ去られるかもな~」と思いながらも、編集画面を開くのが面倒で半年くらいnoteを放置していました。思っていたよりも放置期間が短くてびっくりしました。2年くらいサボっていたかと思った。

さて、「変えたいのに変える気力がない」状況をどうにかする上で使える天体が火星です。「火星を使う」というとなんだか難しげですが、「気合いで動く」くらいの感覚でとらえてください。ちなみに、体力が残っていない場合は休んだほうが早いと思います。

なぜ火星なのか。それは、火星にはものごとを"否定"する力を司っているからです。
なにかを始めるにしても、変えるにしても、終わらせるにしても、変化を起こすということは「現状そのまま」を否定することにつながります。そして「今まで通り」が通用しなくなるのが想像できてしまい、それが億劫だからこそ、たいしたことではなくても行動に移せないのです。

とはいえ、気力がわかないよ~とずっと現状維持をしていると、人生が先細るばかりです。社会における生存能力も鈍っていくことでしょう。あとふつうに物足りないと思います。
なので、火星という名の「否定の力」をほんのわずかでもいいから引きずり出して、少しでも楽しく豊かに生きていけたらいいな~!「少し」の積み重ねが「いっぱい」だからね!というのが、この記事の目標です。

「ほんのわずかでもいいから」。
これが"どうにかして"火星を使う上での鍵になります。どうにかしたいなら、なんでもいいから少しの変化を起こせばいいわけです。
でも、少しの変化といっても、なにをすればいいんだろう? 考えてるうちに、なにもかも面倒くさくなっちゃうんだよな…。そしてなにもしないまま一日が、一ヶ月が、一年が終わっていく。実によくある流れだと思います。これは決して怠け者だからというわけではなく、あれこれ考えて選択するだけでも、気力はごっそりと削られるからです。
というわけで、貴重な気力の消耗を防ぐために、この記事では占星術にもとづいて「とりあえずこんなことをやってみたら?」を3つほど提案してみます。

この記事のタイトルは『その場しのぎ占星術』です。その場さえしのげればいいので、ちゃんとやる必要なんてありません。というか、ちゃんとやろうとするからやる気が出ないんです。
なにもやらないよりはマシ、くらいの感覚で試してみてください。状況の改善に至らなくても、多少は気持ちが楽になると思います。

火星おひつじ座っぽい行動3選

現在(2024/5/1~6/9)は火星がおひつじ座を運行中なので、「否定の力」を引き出すための"火星おひつじ座っぽい行動"を3つ挙げてみようと思います。

火星おひつじ座っぽいとはなんなのか? 「とりあえず」を枕詞につけておいたら、わりとなんでもおひつじ座っぽくなる気がします。この雑さもまた、火星おひつじ座期においては大事でしょう。

なお、「生まれ星座に関係なく火星おひつじ座っぽいことをしよう!」がこの記事の主旨です。
ほんのささやかな行動であっても、うまいことタイミングが噛み合えば大きな変化につながったりもします。この"タイミングのよさ"を期待して、星回りに合わせて行動したいのです。つまり験担ぎですね。
でも、べつに「生まれ星座(太陽星座)がおひつじ座だから」とか「今は太陽がおひつじ座になるから」とか「生まれたときの火星がおひつじ座にあるから」とか、そんな理由でこの記事の内容を試してみてもOKです。厳密さよりもゆるさのほうが大事なので…。

ちなみに、この記事における「火星おひつじ座っぽいこと」は、1つめ、2つめ、3つめ…と順番にハードルが上がっていく仕様になっています。1つめを試してみて物足りなかったら2つめを、2つめを試して物足りなかったら3つめをやってみると、いい感じに物事が動いたりするかもしれません。

1. とりあえず「うおおおおおおおおお」と叫んでみる

嘘だろ?と思うかもしれません。私も「本気でこれ書くの?」と思いました。
でもハードルはとてつもなく低いです。これ以上簡単なことは、正直思いつきません。叫ぶことによって深い思考ができなくなり、意外とすんなりと行動できたりします。これが効果あったひとは、火星おひつじ座期以外でも活用してみてください。簡単ゆえに便利なので。
ちなみに、叫ぶ内容はなんでもいいです。というか叫ばなくてもいいです。私はよく「うえええええ…」と控えめな声量で鳴くことで心を無にし、その隙に会計ソフトを立ち上げています。

2. 「次はやらないかも」と言いながらやる

"次"があると思うからやる気が出ないんです。先のことを考えると億劫になりますし、それが手間のかかることであればあるほど、最初の一歩が踏み出せません。後先考えないこともまた、火星おひつじ座期においては大事なことです。
私はこの記事を「この記事、べつに連載ってわけじゃないから…」と自分に言い聞かせながら書いています。

3. カレンダーや手帳に"やること"を書く

これはだいぶハードルが高いと思います。「書きこむ」という行為自体が面倒くさいので。そしてカレンダー等に書き込んだからといって、必ずしもやる必要はありません。"ちゃんとやる"が前提だと、おひつじ座ではなくてやぎ座とかになっちゃうので…。
でも、面倒くさいはずの第一歩を踏み出せたからこそ、「じゃあやろうかな…」と実行に移そうという気持ちになれたりもします。あと、視覚的なリマインド効果はやっぱり馬鹿にならないですね。
そもそもカレンダーや手帳を持っていないという人は、べつに試さなくてもいいです。わざわざカレンダー等を用意するのが面倒なので。それでも「どうしても試したい!」という場合は、付箋に日付と"やること"を書いて目立つ場所に貼っておく…という形でも対応できると思います。
ちなみに、この記事はカレンダーの5月4日の欄に「火星おひつじ座の記事を書く」と記入したことにより生えました。

あとがき

長々とした前書きのわりにどうしようもない内容で驚いたでしょうか。
この記事に関しては、「こんなこと改めて書くな」「わざわざ試すのも馬鹿馬鹿しい、とくに1つめ」くらいの感覚で受け取ってもらえたほうが本意だったりします。なぜなら『その場しのぎ占星術』なので。
「なにかしないと」と焦って空回りしているときに、「こんなことやってもなあ…」と思いながら渋々試してみるくらいがちょうどいいと思います。

なお、私は「火星おひつじ座っぽい行動」3つすべて駆使し、この記事を書きました。書き上がりました。なので、なんだかんだで"使える"のではないでしょうか。もし試す場合は、雑なテンションでやってみてください。

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