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『ウサギクエスト3』リプレイ


0:はじめに

これは2023年6月27日にとある場所に出していた、ローグライクハーフ オリジナルシナリオ『ウサギクエスト3』のリプレイです。
寝子のオリキャラがローグライクハーフで遊ぶスタイルです。
出てくるキャラ:アキ、ロッカ

1:シナリオ、基本ルールの紹介

この文は「ローグライクハーフ」のシナリオもどき『ウサギクエスト3』(作:寝子)のリプレイもどきです。シナリオもどきのリプレイもどきって何やねん。
完全自分用シナリオなのでリンクは貼りません。

基本ルール ↓


2:遊ぼう!

「アキくーん!」

「どうした、ロッカ」

「あのね、シトラちゃんにオススメのゲームを教えてもらったから、一緒にやろー!」

「ゲーム……? 普段ゲームなんてしないんだが」

「だいじょーぶ、大丈夫! やろやろ!」

「……拒否権はないんだな。分かった、やろう」

「あのね、最初にキャラクターを作るんだって。まずね、名前を決めて……」

◇◆◇

「キャラクターもできたし、始めよっか!」

3:冒険開始!

── あなたたちが森の近くを歩いていると、突然雨が降ってきました。
すぐそこに家があったので雨宿りをさせてもらうことにしました。
その家の女性が言うには、最近、近くの森の魔物が騒がしく、森で遊んでいた子供が「変なウサギに襲われた」と言って逃げてきたそうです。
あなたたちは雨宿りさせてもらったお礼に森の様子を見に行くことにしました。
ヘルと名乗った女性は「ペンダントをつけた黒いウサギはうちのペットだから、魔物と間違えて攻撃しないでね」と言い、「森は暗いからランタンを持っていくといいよ」と教えてくれました。
また「もし森で綺麗な羽とか大きなどんぐりとかを見つけたら、物によっては買い取ってあげるよ」とも言いました。

「それじゃあ、行こっか!」

「ああ。まずはどっちに行く?」

「こっちかな!」

── 銀色に輝くどんぐりが落ちています。
お守りのようなもので、持っていると【幸運ロール】に+1の補正がつきます。
時間が経つと黒ずんでしまい、この冒険が終わると効果を失います。
効果を失ったどんぐりは見た目も悪いので、買い取ってもらうことはできません。

「ねえ見て、綺麗だよ!」

「そうだな」

「えへへ、持ってこー♪」

◇◆◇

──ビリウサギが2匹現れました。

「わっ! かわいー♡」

「気をつけろ、あれでも魔物だぞ……」

「おいでー、怖くないよー」

──ビリウサギたちは襲いかかってきました!

「まずい、来るぞロッカ!!」

ビリ→ロッカ 防御〇

「わわっ!?」

ビリ→アキ 防御〇

「えー、なんでなんで! 怖くないよ!」

「言ってる場合か! やるぞ!」

アキ→ビリ 攻撃〇
ビリウサギ体力1→0

──ビリウサギを1匹倒しました。もう1匹は逃げ出しました。
ビリウサギは綺麗な松ぼっくりを落としました。

「……何か落としたな」

「綺麗! 持っていこうよ!」

「……いるか? こんなもの……」

「じゃあわたしが持つ!」

◇◆◇

「この辺、何かありそうかも!」

「そうか?」

【器用ロール】
ロッカ ×

「……あれ?」

「何かあったか?」

「アキくんも探して!!」

【器用ロール】
アキ 〇

「はあ……お?」

── 木の根元に瓶が落ちています。
この瓶に入った薬を飲んだキャラクターは、最大値まで生命点を回復することができます。
また、戦闘中であっても、1ラウンドのアクションを消費することで使うことができます。
ただし、各主人公は一度の冒険につき1回しか『治療のポーション』を使うことができません。

「おクスリ?」

「だな。一応持っておくか」

4:中間イベント

白い服の女性が、オレンジ色のウサギに襲われているのを見つけます。
女性はあなたたちに気づき、助けを求めてきました。

「わわっ、あの人襲われてる!」

「助けるぞ!」

──メラウサギが1匹現れました。
メラウサギは【炎球】を放ってきました。

メラ→アキ 防御〇

「危ないな……」

「アキくん、任せて!」

ロッカ→メラ 攻撃×(ファンブル)

「……ぁわっ!?」

「おい、足元よく見ろ!!」

アキ→メラ 攻撃〇
メラウサギ体力1→0

──メラウサギを倒しました。
メラウサギは金貨を1枚落としました。

「……アイツ、金貨なんか持ってたのか」

「すごいねー」

── メラウサギがいなくなると、寝子と名乗った女性はあなたたちに礼を言ってからこう言います。
「メラウサギは自分の炎で森が燃えてしまわないように、普段は火を吐かないはずにゃんだけど……にゃんだか、何かに怯えて暴走しているようにも見えたにゃあ……」
あなたたちは森の奥に原因があるかもしれないと思い、寝子と別れて先へ進みます。

5:さらに奥へ

──リナが現れました。
リナはヘルとそっくりの見た目をしていますが、髪に水色の花飾りを、首にはペンダントをつけています。

「人だ!」

「……どうする?」

「こんにちはーっ!」

「あっ、おい!」

「……ねえ。あなたたち、強そうだね!? ちょっと遊ぼうよ!!」

──精霊のリナが 勝負をしかけてきた!

「おい、別のゲーム始まってないか!?」

「ポ〇モンだねー」

リナ→ロッカ 防御〇

「ひゃゎぁっ」

「仕方がない、やるぞ!」

アキ→リナ 攻撃×(ファンブル)

「なにッ!?」

「当たらないよっ!」

ロッカ→リナ 攻撃〇

「えーい!!」

「きゃッ!?」

──リナは気を失った!
ロッカは金貨2枚を手に入れた!

「なんだったんだ……」

「……このまま置いていっても大丈夫かなあ……」

「どうしようもないだろう。先に進むぞ」

◇◆◇

──えりが現れました。
えりは茶髪の女性で、あなたたちを見るとビクリと肩が跳ねます。

「また人だ」

「……っ!?」

「こんにちはー!」

「ひ……ッ!!」

──えりは逃げ出しました。

「えっ!? あっ……行っちゃった……」

「……さっきの戦闘、見られてたんじゃないか……?」

6:最終イベント

── 森の奥に、禍々しいオーラを纏った、ツノと翼が生えたウサギがいました。
ソレは一目で森の魔物が騒がしくなった原因だと分かるような存在でした。

「な、なんかやばそうだよ……!」

「アイツが元凶か……」

──マオウサギはあなたたちに気づいて、プレッシャーを放ってきました!

【幸運ロール】
アキ 〇
ロッカ 〇

「すごいプレッシャーだ……大丈夫かロッカ!」

「う、うん……!」

「いくぞ!」

アキ→マオ 攻撃〇

「うおぉぉぉッ」

マオウサギ体力4→3

ロッカ→マオ 攻撃〇(クリティカル)

「えーいっ!」

マオウサギ体力3→2

「いけるっ!?」

ロッカ→マオ 攻撃〇
マオウサギ体力2→1

マオ→ロッカ 防御〇
  →アキ 防御〇

「はッ、見かけだけか!?」

アキ→マオ 攻撃〇

「グォォオオオオ……」

──マオウサギを倒しました!

「倒した! やったねアキくん!!」

「ああ……帰るか」

── マオウサギを倒すと、森の中が少し明るくなったような気がします。
森から戻ると、ヘルが安心した表情で迎えてくれました。
「お願いしてから、もし戻ってこなかったらどうしようと不安になっちゃってさ。無事に戻ってきてくれて本当によかったよ」
あなたたちは、森の奥にマオウサギがいたこと、マオウサギを倒したことを伝えます。
ヘルは驚いたり安心したりコロコロと表情を変えながら話を聞き、「今日は疲れたよね。泊まっていきなよ」と言ってくれました。

冒険は成功です。お疲れ様でした。
この冒険を達成しても経験点はもらえませんが、持ち帰ったアイテムはヘルが買い取ってくれる可能性があります。

7:オマケ

「綺麗な松ぼっくりだね。それなら金貨15枚で買い取るよ」

「これが金貨15枚!?」

「なに。それ以上は出さないよ?」

「いや……いや。なんでもない。買い取ってくれ」

(何が金になるか分からんな……)

◇◆◇

【裏話】
マオウサギのレベルを、ラスボスだしこんなもんでいっか♪と軽い気持ちで5にしたところ こちらの攻撃が全く当たらなかったので、途中で4に下げてボス戦をやり直した。やり直したのはいいが、今度はプレッシャーも跳ねのけあっさり倒してしまったので、加減が難しいなと思った……

以下はマオウサギのレベルを5、攻撃回数のことをうっかり忘れて1回攻撃で途中までやった戦闘。
◇◆◇
── 森の奥に、禍々しいオーラを纏った、ツノと翼が生えたウサギがいました。
ソレは一目で森の魔物が騒がしくなった原因だと分かるような存在でした。

「な、なんかやばそうだよ……!」

「アイツが元凶か……」

──マオウサギはあなたたちに気づいて、プレッシャーを放ってきました!

【幸運ロール】
アキ 〇
ロッカ ×(ファンブル)

「すごいプレッシャーだ……大丈夫かロッカ!」

「……ぅ……ぁ……」

「ロッカ!?」

「ひぅ……」

「くっ、俺がやるしかない!」

アキ→マオ 攻撃×(ファンブル)

「しまっ……!? まさか俺もビビってるというのか……!?」

マオ→ロッカ 防御〇

「避けろ、ロッカ!」

「ぅ、わ……!」

「いけるか!?」

「う、うん……!」

ロッカ→マオ 攻撃×

「ぁわ、フツーに当たんないよぅ……!」

アキ→マオ 攻撃×(ファンブル)

「意外と素早い……!」

マオ→アキ 防御〇

ロッカ→マオ 攻撃×

アキ→マオ 攻撃〇

「喰らえッ」

マオウサギ体力4→3

マオ→アキ 防御×(ファンブル)

「ぐぁ……ッ」

「アキくん!!」

「この程度……」

アキ体力8→7
◇◆◇
ちゃんとプレッシャーに怯んでくれたのはいいけど、ビビりすぎちゃったのか当たらなくて……(・ω・`)

8:おしまい!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
ウサクエ3は初めて作ったd66シナリオだったので粗が目立ちます。
時間があればd33くらいで作り直したいです。
ちなみに、なんでいきなり「3」かと言うと、実は既に別システムで「1」と「2」があるのです( *´艸`)

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