『黄昏の騎士』リプレイ
0:はじめに
これは2023年6月4日にとある場所に出していた、ローグライクハーフ公式シナリオ『黄昏の騎士』のリプレイです。
初めてのプレイかつ初めてのリプレイだったので、色々と間違えていたりします。なんと、ファンブルの存在を忘れていたので高確率で成功しています。
寝子のオリキャラが、『ゲームをする』スタイルのリプレイです(?)。
出てくるキャラ:ねこちゃん(作者代理)、リナちゃん
1:シナリオ、基本ルールの紹介
この文は「ローグライクハーフ」1stシナリオ『黄昏の騎士』(作:杉本=ヨハネ 監修:紫隠ねこ)のリプレイもどきです。
シナリオ、基本ルール ↓
2:遊ぼう!
「リナちゃーん。ちょっといいかにゃ?」
「何? 作者」
「面白そうなゲームを見つけたから、やってみないかにゃ? TRPGみたいなやつにゃ」
「TRPGっ!? やるやるー! ……作者に回せるの?」
「一応これは、完全1人用というか、GMなしで1人で遊べるみたいにゃ。GMありでもいけるらしいにゃ。GM+PL2人で最大3人で遊べるとかにゃんとか……で、ワタシもやってみたいから、2人で遊ばにゃい?」
「いいねー! どうしたらいいの?」
「取り敢えずキャラクターの作り方を教えるにゃね……まず、キャラシに名前を……」
3:キャラクター(PC)紹介
寝子
最大値
技量点 1
生命点 8
器用点 6
経験レベル10
スキル 宝物の獲得、察知
手1 片手武器(斬撃)
手2 ランタン
鎧 革鎧
装備品(最大8) 弓矢、軽い武器(斬撃)
金貨 10→5枚
食料 2
【装備品による修正】
器用ロール +1
生命点(最大) +2
◇◆◇
リナ
最大値
技量点 1
生命点 9
筋力点 5
経験レベル10
スキル 全力攻撃、全力防御、かばう
手1 両手武器(斬撃)
手2 〃
鎧 板金鎧
装備品(最大9) ランタン、ロープ
金貨 10→7枚
食料 2
【装備品による修正】
攻撃ロール +1
防御ロール +1
生命点(最大) +2
◇◆◇
「それじゃあ かるーく、本当にふんわりキャラの説明をするにゃ?」
「はーい! あたしは、力こそパワー! 筋力型にしたよ! 武器はいつもの大鎌! ……最近全然使ってないけど、うまく使えるかなあ……。体力も防御もそこそこだから、いざとなったら盾にしていーよ!」
「頼りにしてるにゃ。ワタシは、いつもの泥棒寝子設定で器用にしてみたにゃ。素敵なお宝を見つけるのが得意……かもにゃ! 武器はいつものナイフ、でも片手にランタン持ってるから戦いづらいにゃ……髪も使えたらにゃあ……」
「フツーの人は髪、動かせないからね……」
「初期装備で弓矢もあるけど、ランタン持ってるから使えないにゃ……ただのかさばる荷物にゃ」
「あはは……」
「……で、ストーリーにゃんだけど、文をそのまま載せるのもアレなので。簡単に言うと、ダンジョンに潜って黄昏の騎士ってボスを倒すのが今回のクエストにゃ。6面ダイスを2個振って、片方を十の位、もう片方を一の位として11~66で出た目によってイベントが発生するにゃ。敵が出てくるか罠があるか、意外と何もないか……」
「ふんふん」
「戦闘時は、様子を見るかこちらから仕掛けるか選べるにゃ。……面倒にゃから、リナちゃんもルール読んで!!」
「えええw」
4:ダンジョン突入ー!
「今からダンジョンに入っていくにゃ! まずはワタシがダイスを振るにゃ。……52!」
【巨大ネズミが現れた!】
出現数11、レベル4(数が9以下になると2になる)
「ちょ、巨大ネズミが11匹って、やばくない!? どの程度の『巨大』かにもよるけど!!」
「まあぶっちゃけその辺は適当でいいというか……ネズミにしては大きいくらいでいいんじゃにゃい?あのほら、ピカ〇ュウくらいとか」
「ああ〜……一気に和んだ」
「もちろん見た目はあんな可愛くはにゃいだろうけど。で、どうするにゃ?反応表を見るに、敵対するか逃げられるかだけで友好的な雰囲気は見られにゃ……あ、これって表見たらダイス振らなきゃかにゃあ……」
「殺られる前にやるッ!! ……え? 振るの?」
「……いいにゃ、やるにゃ」
【戦闘】
「ネズミ1を狙って攻撃にゃ! ……命中! うにゃあ!!!」
寝子→ネズミ1 攻撃〇
ネズミ1討伐
「あたしもネズミ2に攻撃! いっけぇえええ!!!」
リナ→ネズミ2 攻撃〇
ネズミ2討伐
ネズミたちの攻撃→寝子×4 回避〇、〇、〇、〇
→リナ×5 回避〇、〇、〇、〇、〇
「数が減って敵が弱気になったにゃ。少し当たりやすくなったにゃね。ネズミ3に攻撃!」
寝子→ネズミ3 攻撃〇
ネズミ3討伐
「ネズミ4に攻撃っ」
リナ→ネズミ4 攻撃〇
ネズミ4討伐
ネズミたちの攻撃→寝子×3 回避〇、〇、〇
→リナ×4 回避〇、〇、〇、〇
「ネズミ5に攻撃にゃ!」
寝子→ネズミ5 攻撃〇
ネズミ5討伐
「いけるいける! ネズミ6に攻撃!」
リナ→ネズミ6 攻撃〇
ネズミ6討伐
【巨大ネズミたちは逃げ出した】
「ありゃ。逃げた」
「弱い敵は劣勢になると逃げ出すにゃ」
◇◆◇
「こっちには何があるんだろ〜」
(カチッ)
「……あれ? 何か踏ん」
『ビーッビーッビーッ』
「あわわ、なになに!?」
「警報にゃね……今ので敵が……出て……こにゃい……?」
「ごめん……」
「罠はどうしようもないにゃ。多分次に進むと敵が出てくるから、そこで頑張るにゃ」
◇◆◇
【ゴートマンが現れた!】
出現数4 レベル4 武器:フレイル
「なにあれ!?」
「ゴートマン。ヤギの頭を持つ人型の魔物にゃ。何やら強そうな武器を持ってるにゃね。避けるのがしんどそうにゃ……」
「フレイルって何?」
「よく分からないにゃ。検索するにゃ?」
「まあいいや。戦闘だよね! 頑張るよっ!」
「……あー、リナちゃん? 一応相手の反応を見ることもできるにゃよ……? まあいいか……」
【戦闘】
「いくにゃ! ゴートマン1に攻撃!」
寝子→ゴートマン1 攻撃〇(クリティカル)
ゴートマン1討伐
「クリティカル!?」
「これは……いけるにゃ! 続けてゴートマン2に攻撃ッ!!」
寝子→ゴートマン2 攻撃〇(クリティカル)
ゴートマン2討伐
「にゃっ!?!?」
【ゴートマンたちは逃げ出した】
「つっっっっよ」
「お宝お宝〜♪ ……そしてここで! スキル『宝物の獲得』を発動するにゃ!」
【アクセサリー(金貨36枚分の価値)を1つ手に入れた!】
「価値が最大値!!!」
寝子 器用点6→5
5:中間イベント
「作者、いや、ねこちゃん強いね……」
「たまたまにゃ……あにゃ?」
【真夜中の盗賊たちが現れた!】
出現数2 レベル4
「器用ロールに成功したから、こっちから攻撃できるにゃ!」
【戦闘】
「盗賊を名乗っていいのはワタシだけにゃ!!」
「ねこちゃんは『泥棒』寝子なんじゃないの? 盗賊よりランク低くない?」
寝子→盗賊1 攻撃〇
盗賊1討伐
「まあいっか。あたしも遊ぶ〜♪」
リナ→盗賊2 攻撃〇
盗賊2討伐
【真夜中の盗賊たちを倒した!】
「こいつら、何かイイ物持ってるかな……」
【金貨11枚を手に入れた!】
「リナちゃんもほぼ最大値出してるにゃね……強いにゃ」
6:さらに奥へ
「先に進もーう! ……ん?」
【ゴブリンの突撃兵が現れた!】
【ゴブリンの突撃兵は導火線に着火済みの爆弾を持っている!】
「はあ!?」
「嘘にゃろ、こっちに来──」
「おうさま、ばんざーい」
【ゴブリンの突撃兵は爆発した!】
「ぎにゃッ」
寝子体力8→6
「……だ、大丈夫……?」
「ゴブリンは死んだのにワタシはダメージ2で済んでいいにゃ……? ……いや、痛いのは嫌にゃけど」
「ゴブリンの体力は1しかないから2のダメージで死んだんじゃない?」
「ああ……」
◇◆◇
【カルネーの愛猫が現れた!】
出現数3 レベル5
「また何か出てきたね。猫?」
「さっきの爆発で呼び寄せてしまったみたいにゃ……ちなみにこれ、説明文によると『うごめく臓物と肉塊が猫を象ったかのような外見』、らしいにゃ」
「やばいじゃん!!」
「SANチェック的な幸運ロールが入るにゃ」
【幸運ロール】
寝子→成功
リナ→成功(クリティカル)
「やってやろーじゃんっ!!」
「さすが戦闘狂にゃね……攻撃に躊躇いがにゃい」
【戦闘】
「くらうにゃ!!」
寝子→猫?1 攻撃〇
猫?1討伐
「いっけー!」
リナ→猫?2 攻撃〇(クリティカル)
猫?2討伐
リナ→猫?3 攻撃×
【カルネーの愛猫は逃げ出した!】
◇◆◇
「次は何が出てくるかなー♪」
「完全に戦闘を楽しんでるにゃ……」
「……ん? 何あれ」
「にゃ?」
【前衛的なデザインの彫像が置かれている。台座に固定されていないため持ち運びは可能だが、装備6個分の重量がある】
「重そうだにゃ……」
「持つだけなら持てるけど、戦闘になったらすごく邪魔そうだね……」
「「……」」
「「まあ、いっか / いいかにゃ」」
7:最終イベント
「だいぶ奥まで来たね」
【黄昏の騎士が現れた!】
レベル4 生命点4 攻撃回数2
「うわうわ!」
「アレが今回のターゲットにゃ! ……分厚い鎧で攻撃が通りにくそうにゃ……」
「よーし! やっちゃえ!!」
【戦闘】
「いくにゃ!!」
寝子→騎士 攻撃〇(クリティカル)
「手応えアリ! もう1回……あにゃっ?」
寝子→騎士 攻撃×
「外してるじゃんw ……おりゃあ!!」
リナ→騎士 攻撃〇
「来るにゃっ」
騎士→寝子 回避〇
→リナ 回避〇
「へへーん、当たらないよ〜だ!」
寝子→騎士 攻撃〇(クリティカル)
「よっしゃあ! もう1回にゃ……あっ?」
寝子→騎士 攻撃×
「2回目は確定で外す感じなの??」
リナ→騎士 攻撃〇
騎士討伐
【黄昏の騎士を倒した!】
【ウォー・ドールを手に入れた!】
「え、こんなイイ物もらっちゃってよかったのかな!?」
「もらえる物はもらっておくといいにゃ?」
8:クリア!
「やった〜! クリアだー!」
「実はにゃ? リナちゃん。にゃんと、このシナリオ……最大3回同じキャラクターで遊べるにゃ。主人公は依頼主である村人にめっちゃ感謝されるんにゃけど、数日後に不死者と化した黄昏の騎士が現れるにゃ……つまり、もう1回ダンジョンに潜ることになるにゃよ!」
「えええ、もう1回遊べるドン!?」
「まあ今日は疲れたにゃろうから、というかワタシが疲れたから、また別の日ににゃ」
「うんっ!」
「その時もこうやってリプレイを残すかどうかは分からにゃいけどにゃ」
9:おしまい!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
結果的にこの2人の次の冒険は別のシナリオになってしまいましたが、作者自身は『黄昏の騎士』を2回ほど3周しました。楽しかったです。
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